2021年01月19日
ソリッドステーク50をロストルの脚に

ソリッドステークは、私がファミリーキャンプを始めて間もなく買った道具の1つですが、その当時、越前三国オートキャンプ場で毎年使っていたサイトはモグラがいて、すごく柔らかいところがありました。
50cmのソリッドステークでも大きなタープが固定できず、「ソリッドステーク50・補助器具」を使ってペグダウンしていました。
そのサイトを使わなくなり、50cmのソリッドステークは、使う機会がほとんどなくなりました。
その中の3本は「ソリッドステーク小物掛け」や「ソリステ製リッドリフター」、「ダッチ 蓋掛け」になっていますが、今回はロストルの脚に使うため切り込みを入れました。

現在はスノーペグとサンドペグを持っているので、ソリッドステーク50を使うとしたら、積雪30cm程度で雪の下の地面に刺す必要があるときでしょうか。
この切り込みは、強度にあまり影響がない場所なので、ペグとしても使えます。


写真はスノーピークのグリルネットLです。
注意:重いものを載せるときは、ソリッドステークを十分打ち込む必要があります。

2006年当時は直火の機会が多く、こんな使い方をしていました。

ペグではなく、鉄棒を曲げて使っていました。
最近はソリッドステークのコピー品が多く、複雑な気持ちで見ていますが、意匠権はすでに切れているらしいですね。
それでも、50cmの長さは、私の知る限り、さすがにコピーもないようで、私にとっては貴重なサイズです。

テントにタープ、いろいろな設営に合わせて買い足しているうちに、こんな本数になりました。
色は錆止めに亜鉛塗料を塗っています。
現在我が家はタープを張らないので、テントの種類や状況に合わせて持って行くのは40本程度です。
改造に使ったものも含め、50cmは10本持っているので、今回は4本を改造しました。
残りは3本ですが、Kodiak Canvasを張るときは、特に四隅の4本が重要です。
雪の上で、スノーペグとサンドペグが使えない限られた状況ですが、もしもの時に1本追加購入しました。
追記(2021.1.21)
久しぶりに買ったら、プレスの型が少々変わったようですね。
メインの刻印が「SNOWPEAK」が「SNOW PEAK」に変わり、僅かですが見慣れていないので少々違和感があります。
そして、以前は入っていなかった、「Made in Japan」が刻印され、「Snow Peak」の社名やバーコードも印刷されています。
私はスノーピークのすべての製品が好きなわけではありませんが、やはり本物はいいです。
使うロストルは何でもいいのですが、今回の目的は焚き火缶で炭を使って食材を焼くとき、焼けた物を一時的に置くため、細長いロストルを買いました。
このロストルは特にコピーとは思えませんし、今回の目的にぴったりのサイズだったので購入しましたが、このメーカーはコピー品が多いため、あえて写真と名前は載せません。
実は、私自身このメーカーの製品を注文した後、後ろめたさを感じ、買わなければ良かったかなとも思います。
どこのメーカーであっても、ソリッドステークのように意匠権が切れた製品ならまだしも、ガレージブランドが一生懸命考え、やっと発売したものまでコピーするのはいかがなものかと思います。
また、他のコピーメーカーさんも、さも「自分の製品がオリジナルです」といったような売り方は止めて欲しいです。
最近はステンレス製も見かけますが、鉄製ペグのいいところは、ほどほどに錆びた表面は摩擦を生み、地面から抜けにくいと思います。
強風で抜けないことは重要です。
撤収で抜くときは、回転させれば問題ありません。
そして、ソリッドステークを使うのに最適なハンマーは銅ヘッドだと思います。
銅の柔らかさが、手のショックを和らげ、ソリッドステークを打ち込み際に滑り難くし、ソリッドステークの頭の潰れを防止します。
オリジナルのソリッドステークも類似品も、ぜひ銅ヘッドのハンマーを使ってみてください。