2021年03月16日
LOCOMO(ロコモ) 薪ストーブ/WIDE 二次燃焼の効果
前回の記事に書いたように、市街地にある自宅のベランダで使うために、火入れと二次燃焼の効果、そして、周りの温度などを検証しました。
我が家の場合は一般的な細長いベランダではなく広いこと、また、建物が鉄筋コンクリートで壁や床に可燃物が使われていないため安全が確保できると思います。
それでも、ベランダでの使用は自己責任です。
オリジナルの脚は外し、自作の台を使っています。
脚を外した穴はネジで塞ぎました。
台はアルミの構造用アルミフレームを使い、耐熱塗料を塗りました。
オリジナルの脚より高くしましたが、もう少し高くても良かったかなと思います。
この構造用アルミフレームは分解組み替えができるので、もう少し高くすることも可能です。
アルミの台の上側にステンレスのネジを14個付けて、薪ストーブの底が1mmほど浮くようにしました。
底が密着しているより、台が熱くならないと思います。
特に注意して検証したのは
地面の温度、台の脚部分の温度、後ろや横の温度、屋根から出すため、煙突ガードの温度ですが、どれも問題なく想像ほど熱くなりませんでした。
特に煙突ガード(屋根の高さに合わせた位置に取り付けています)は素手で触れる程度の温度で、周りに巻いた「セラカバーS直管用#4520 20MMX150X1M」の外側は冷たく感じるほどです。
煙突ガードは、屋根のポリカーボネートに穴を開け、煙突を出すため、できる限り低い温度の必要があります。
ポリカーボネートは自己消火性で、融点は150℃程度、アクリルなどに比べ安全です。
手で冷たく感じるセラカバーなら安心して使えます。
今回使った薪はケヤキなので、元々爆ぜることなく燃えます。
そのためもあるかもしれませんが、火の粉が出るようなことはまったくありませんでした。
ガラス面の汚れは、薪の切断面がガラスに近いと可燃性のガス(煙)が吹きだし、煤が付きます。
薪を真横にして燃やすと正面のガラスが汚れることはありませんでした。
代わりに側面が汚れますが、正面に近いところから見るのが普通なので気になりません。
下の動画は、着火直後の煙の様子ですが、煙らしい物は全く出ていません。
写真のように、本体ではしっかり燃えていますが、煙突の先ではそれさえ感じないほど煙が出ていません。
画面を拡大して見ると、陽炎のように揺らめいているのが何とかわかります。
新しく薪を追加した時には少し煙がでますが、燃え出せば煙は消えます。
ただし、熾があっても炎が消えてから追加するときは、くすぶりやすいので、細い薪や、バーナーを使う方が煙を出さずに済みます。
次はベランダへの設置ですが、ポリカーボネートの屋根に穴を開け、常設ではないため、使わないときの蓋など、しばらく時間がかかりそうです。
①薪ストーブ、注文しちゃいました。 でも、
②薪ストーブ、火入れ前の改造
④LOCOMO(ロコモ) 薪ストーブ/WIDEの設置
Posted by ADIA at 16:20│Comments(0)
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