2012年02月22日
FUELボトルコック

我が家の雪上キャンプの暖房は、電源が無い場合は「豆炭コタツとストーブと湯たんぽ」、電源サイトの場合は「遠赤外線ストーブ使用のハイタイプコタツとホットカーペット」でほぼ満足できる状態になりましが、今後道具を減らすためには電源サイトが標準になりそうです。
次に春と秋、キャンプ場とサイトを限定しないために、石油ストーブ使用が標準になりそうです。
そんな場合、少しでも荷物を減らしたいと考えたのが今回の結果ですが、OPTIMUS FUELボトル3本、その他コック等の材料、ずいぶん贅沢な灯油携行方法になってしましました。

これまで灯油の運搬は写真のようなガソリン携行缶を使い、自作したコックを使っていました。
ただ、今後は車が小さくなることもあり、新たな携行方法に変更しました。
今後メインで使うストーブのタンク容量は3.1リットル、燃焼時間は12時間です。
そこで、1リットルのFUELボトルを使うことにしました。
1リットルのボトルに分けるメリットとしては、使うだろう分だけ1リットル単位で入れれば、帰りに灯油を抜かなくて済みます。
それに、平たいガソリン缶を積むのに比べ、FUELボトルはどこかの隙間にでも収まります。
現在3本準備しましたが、必要に応じて増やせます。
そして、この機会に取り付けたまま運べるコックを作りました。

材料は左から、OPTIMUS FUELボトルのオリジナルキャップ(ネットで探しても旧タイプしか売っていないので、オークションで購入)、Oリング、コック(気体、オイル含む液体に対応)、燃料用ホース、熱帯魚空気ホース用コック(全金属製)です。
キャンプの上部を平らになるまで削り、真ん中にメインのコックのネジ部分より少し小さな穴を開けます。
穴の回りをはんだごてで溶かし、コックのネジをねじ込みます。
一度外して、Oリングを取り付けねじ込みます。
Oリングを傷つけないよう注意して、小さいコックの取付部分も穴を開け、溶かした後、差し込みます。
小さなコックもネジがありますが、回すには大きなコックが干渉するので、ねじ込むのではなく差し込んでから回りをはんだごてで溶かし接着しています。
こんな手順で出来たのかこのコックです。

左が2個のコックを閉じたところ、右が2個のコックを開けたところです。
現在水でのテストですが、コックを閉じた状態で逆さにして振っても、漏れることはありません。

先に大きなコックを開け、次に小さなコックを開けて使います。
実際の使い方は、2個のコックを閉じた状態でストーブの給油口にホースを差し込んだ後、大きなコックを先に開け、小さなコックを開けると空気が入って、灯油が出ます。
これで、こぼれることなく給油出来、漏斗など付属品も必要ありません。
ただ、積載状態によっては破損で灯油が洩れることも考えられるので、オリジナルキャップで運び、付け換えて使うのが安全かもしれません。
ご注意:テント内での火器使用は一酸化中毒や火事の危険があり非常に危険です。
ご使用になる方は充分注意をして自己責任でお願いいたします。

OPTIMUS(オプティマス) フューエルボトル
Posted by ADIA at 10:14│Comments(12)
│灯油用コック
この記事へのコメント
こんにちわ~o(^-^)o
黄緑色のボトルがなんともかっこいい色ですね~
ガソリン入れにはもちろんですが、食卓のお醤油やソース入れにしたら自宅でアウトドア気分が味わえて良さげ(笑)
黄緑色のボトルがなんともかっこいい色ですね~
ガソリン入れにはもちろんですが、食卓のお醤油やソース入れにしたら自宅でアウトドア気分が味わえて良さげ(笑)
Posted by piyosuke-papa at 2012年02月22日 12:44
piyosukeさん、こんにちは
この黄緑はきれいですよね。
灯油入れにはもったいないです。
バーボンにこんなコック付けたら似合うかな。
この黄緑はきれいですよね。
灯油入れにはもったいないです。
バーボンにこんなコック付けたら似合うかな。
Posted by ADIA
at 2012年02月22日 13:47

おっしゃる通りに、贅沢な灯油運搬ですねー^^
納車の前から、いろいろ準備されてるのが
ADIAさんらしいですねー☆
私だったら、調べはするけど、あとは来てから・・・で
あら、入らない!ぎゃぁ~ってことになりそうです(笑)
納車の前から、いろいろ準備されてるのが
ADIAさんらしいですねー☆
私だったら、調べはするけど、あとは来てから・・・で
あら、入らない!ぎゃぁ~ってことになりそうです(笑)
Posted by marurin at 2012年02月22日 15:37
marurinさん、こんにちは
車に積むためと、いい訳ができるので贅沢になってしまいました。
危険な兆候です。
納車まで日にちがありましたからね。
準備する期間はたっぷりです。
車に積むためと、いい訳ができるので贅沢になってしまいました。
危険な兆候です。
納車まで日にちがありましたからね。
準備する期間はたっぷりです。
Posted by ADIA at 2012年02月22日 15:47
こんばんはぁ。
ウチはWG用にオプのボトルにトランギアのノズルを付けてます(^^)b
オプの蓋・・・ドコ行った???
ウチはWG用にオプのボトルにトランギアのノズルを付けてます(^^)b
オプの蓋・・・ドコ行った???
Posted by gu〜ri at 2012年02月22日 22:11
こんばんは~!
なるほど贅沢な灯油缶ですが…
それよりも緻密な工作がスゴイです!
エア抜きの小コックでスムーズに給油できるワケですね。
なるほど贅沢な灯油缶ですが…
それよりも緻密な工作がスゴイです!
エア抜きの小コックでスムーズに給油できるワケですね。
Posted by sana-papa
at 2012年02月22日 22:40

gu〜riさん、おはようございます。
トランギアのノズルやボトルフォーセットも選択肢として考えましたが、出る量が少なそうなので止めました。(ボトルフォーセットは売り切れで見つかりませんでしたが)
トランギアのノズルは実物は見ていても、使うところを見ていません。
どの程度の流量でしょうか?
このノズルは1リットルが35秒で出切りますからすぐれものでしょ。(と思いたい 笑)
トランギアのノズルやボトルフォーセットも選択肢として考えましたが、出る量が少なそうなので止めました。(ボトルフォーセットは売り切れで見つかりませんでしたが)
トランギアのノズルは実物は見ていても、使うところを見ていません。
どの程度の流量でしょうか?
このノズルは1リットルが35秒で出切りますからすぐれものでしょ。(と思いたい 笑)
Posted by ADIA at 2012年02月23日 08:22
sana-papaさん、おはよございます。
ありがとうございます。
実物は雑な仕上げですが、この形に行きつくまでずいぶん時間がかかりました。
小コックは、普段から使っているのに使えることに気付かず、どうしようか悩みました。(笑)
総額を考えるとステンレスのガソリン缶が買えてしまいます。
贅沢ですが、必要に応じて増やせるのはいいですよね。
ありがとうございます。
実物は雑な仕上げですが、この形に行きつくまでずいぶん時間がかかりました。
小コックは、普段から使っているのに使えることに気付かず、どうしようか悩みました。(笑)
総額を考えるとステンレスのガソリン缶が買えてしまいます。
贅沢ですが、必要に応じて増やせるのはいいですよね。
Posted by ADIA at 2012年02月23日 08:27
こんにちは♪
さすがに素晴らしい作りですね~(*^o^*)
カッコ良い~
家は、アルパカ、武井、ペトロ等灯油がメインなので、8Lのケースで持って行くのですが、実際に現地では、3L使えばいい方なんで、かさばってしまいます
考えねば
さすがに素晴らしい作りですね~(*^o^*)
カッコ良い~
家は、アルパカ、武井、ペトロ等灯油がメインなので、8Lのケースで持って行くのですが、実際に現地では、3L使えばいい方なんで、かさばってしまいます
考えねば
Posted by えんや at 2012年02月23日 15:46
度々、こんばんはぁ。
おっしゃるとおりで、35s/1ℓは出ませんね(~_~)
123Rにチョビチョビ入れるぐらいなら、気になりませんが、それ以上は×××
おっしゃるとおりで、35s/1ℓは出ませんね(~_~)
123Rにチョビチョビ入れるぐらいなら、気になりませんが、それ以上は×××
Posted by gu〜ri
at 2012年02月23日 18:10

えんやさん、こんばんは
ありがとうございます。
そうですね、雪下ろしなどで寝られない時以外ならそれほど量はいらないですね。
リスクがないシーズンはギリギリの量、リスクがあるシーズンはたっぷり持参がいいでしょうか。
ありがとうございます。
そうですね、雪下ろしなどで寝られない時以外ならそれほど量はいらないですね。
リスクがないシーズンはギリギリの量、リスクがあるシーズンはたっぷり持参がいいでしょうか。
Posted by ADIA
at 2012年02月24日 08:45

gu〜riさん、こんばんは
やはり少量ですか。 作って良かったです。(笑)
でも、トランギアのボトルとノズルも魅力的です。
やはり少量ですか。 作って良かったです。(笑)
でも、トランギアのボトルとノズルも魅力的です。
Posted by ADIA
at 2012年02月24日 08:46
