2010年01月14日
雪中のランドロックで思ったこと
今回の雪中キャンプで感じたことです。

今回サイトには70cmほどの積雪があったため、踏み固めたあとランドロックを張りました。
そしてリビング側ではなくインナーの来るところにリビングを設置しました。
ティエラの時から使っている、縁を立ち上げた防水シートを出入口の奥に敷き、コタツと火鉢型のストーブを設置しました。
片側に1mほどの空きができるので、履き物などを置くのに便利でした。
コタツの3カ所に家族が座り、1カ所には火鉢型のストーブが置いてありますが、コタツ布団に直接触れる位置に置ける火鉢型はすごく便利です。
一番奥は私が座りましたが、回りに置いた荷物に全て手が届くので何をするにも楽にできます。

ランドロックのリビング側の天井にはライトなどを吊すループがありませんが、今回はスノーピークのカタログの写真(楽器の写真です。全体をリビングとしてインナー部分に「ほおずき」が吊るされています)をヒントに寝室側とリビング側を逆さに使いました。
寝室側にはインナーを吊す輪が何カ所かありますが、そこを使ってライトを吊しました。
極力重さを軽くするため、電球用ソケットにコードを繋ぎ、電球(蛍光型)をねじ込んだ後、シリコーンで密封して、防水仕様にしています。
これまでランタンを吊せないようリビングにループを付けないのが、スノーピークの安全に対する設計思想だったようですが、LEDの「ほおずき」が発売され、ランドロックの寝室側らしきところに「ほおずき」が吊された写真を見ると、今後変わっていくのでしょうね。

そして、本来のリビング側にはケシュアを設置しました。
こちらも片側に1mほどの空きができるので、出入口と倉庫的に使えます。
こんな感じで2泊を過ごしましたが、お昼の気温が高い間、この広さは最高に快適です。
ところが、夕方過ぎに冷えてくると温まりません。
暖房は豆炭コタツと火鉢型ストーブですが、換気はベンチレーターを2カ所解放、窓を1カ所の一部を開け、出入口も少し開けています。
1泊目は夜7時〜10時ころは外気温1℃前後、テント内は5℃前後でした。
2泊目は同じ時間帯で外気温マイナス2℃〜2.5℃、テント内は1℃程度でした。
この気温は私の使っている一酸化炭素警報器の使用可能温度より低くくて使えないため、換気を多めにしているためもありますが、やはりこの広さが温まらない一番の原因でしょう。
ただ、コタツで足元が温かいのでダウンジャケット(私は下着のシャツ、薄手のフリース、ダウンジャケットを着ていました)を脱いでいることもあるくらいで、それほど寒さを感じたわけではありません。
外気温と室内の気温差が3℃〜4℃なので結露も少なく、その点は快適でした。
例外は2泊目の朝です。
外の最低気温はマイナス4℃、6時に起きたときの外気温はマイナス3℃、テント内もほぼ同じで、外はもちろん、内部も凍ってキラキラしていました。
その状態でストーブを付け、室内の気温が上がりはじめると、ストーブのあるリビングは問題ありませんでしたが、ケシュアの上は結露でかなり水滴が落ちました。
それも30~40分で収まりましたが、少しでも軽減するには上に被せるシールドルーフはあった方が良さそうです。
ケシュアは4人用ですが、中にホットカーペットを入れたため温かくて快適でした。
ただし、今回のように雪が柔らかいと熱で沈み込みがあり、撤収時は10cm以上沈んでいました。
広いランドロックは無理して温めるより、温かい服装をすることが基本になりそうです。
今回のお座敷仕様は、足は温かいですが、靴を脱ぐのが面倒で、椅子と違って座ることそのものが疲れます。(歳のため?)
今後はテーブルとストーブを使うつもりです。
その為には椅子やテーブルが雪上で沈み込まない工夫が必要です。
また、ベンチレーターは上部の温かい空気は抜けやすいと思うので、どんな換気方法がいいのかも今後の課題です。
ティエラからランドロックに変わり、初めてのマイナス気温のキャンプでしたが、今後、より快適な方法を考えていきたいです。
今回火鉢型のストーブを使っていますが、夜は気温が低く私の使っている一酸化炭素警報機は作動気温外です。
そのため、いつも以上に換気には気を付けています。
基本的にはテント内で火器は使用禁止です。
この記事はストーブを使うことをお勧めしている訳ではありませんので、自己責任でお願いいたします。
(豆炭コタツは触媒が使用され、安全なようです)

今回サイトには70cmほどの積雪があったため、踏み固めたあとランドロックを張りました。
そしてリビング側ではなくインナーの来るところにリビングを設置しました。
ティエラの時から使っている、縁を立ち上げた防水シートを出入口の奥に敷き、コタツと火鉢型のストーブを設置しました。
片側に1mほどの空きができるので、履き物などを置くのに便利でした。
コタツの3カ所に家族が座り、1カ所には火鉢型のストーブが置いてありますが、コタツ布団に直接触れる位置に置ける火鉢型はすごく便利です。
一番奥は私が座りましたが、回りに置いた荷物に全て手が届くので何をするにも楽にできます。

ランドロックのリビング側の天井にはライトなどを吊すループがありませんが、今回はスノーピークのカタログの写真(楽器の写真です。全体をリビングとしてインナー部分に「ほおずき」が吊るされています)をヒントに寝室側とリビング側を逆さに使いました。
寝室側にはインナーを吊す輪が何カ所かありますが、そこを使ってライトを吊しました。
極力重さを軽くするため、電球用ソケットにコードを繋ぎ、電球(蛍光型)をねじ込んだ後、シリコーンで密封して、防水仕様にしています。
これまでランタンを吊せないようリビングにループを付けないのが、スノーピークの安全に対する設計思想だったようですが、LEDの「ほおずき」が発売され、ランドロックの寝室側らしきところに「ほおずき」が吊された写真を見ると、今後変わっていくのでしょうね。

そして、本来のリビング側にはケシュアを設置しました。
こちらも片側に1mほどの空きができるので、出入口と倉庫的に使えます。
こんな感じで2泊を過ごしましたが、お昼の気温が高い間、この広さは最高に快適です。
ところが、夕方過ぎに冷えてくると温まりません。
暖房は豆炭コタツと火鉢型ストーブですが、換気はベンチレーターを2カ所解放、窓を1カ所の一部を開け、出入口も少し開けています。
1泊目は夜7時〜10時ころは外気温1℃前後、テント内は5℃前後でした。
2泊目は同じ時間帯で外気温マイナス2℃〜2.5℃、テント内は1℃程度でした。
この気温は私の使っている一酸化炭素警報器の使用可能温度より低くくて使えないため、換気を多めにしているためもありますが、やはりこの広さが温まらない一番の原因でしょう。
ただ、コタツで足元が温かいのでダウンジャケット(私は下着のシャツ、薄手のフリース、ダウンジャケットを着ていました)を脱いでいることもあるくらいで、それほど寒さを感じたわけではありません。
外気温と室内の気温差が3℃〜4℃なので結露も少なく、その点は快適でした。
例外は2泊目の朝です。
外の最低気温はマイナス4℃、6時に起きたときの外気温はマイナス3℃、テント内もほぼ同じで、外はもちろん、内部も凍ってキラキラしていました。
その状態でストーブを付け、室内の気温が上がりはじめると、ストーブのあるリビングは問題ありませんでしたが、ケシュアの上は結露でかなり水滴が落ちました。
それも30~40分で収まりましたが、少しでも軽減するには上に被せるシールドルーフはあった方が良さそうです。
ケシュアは4人用ですが、中にホットカーペットを入れたため温かくて快適でした。
ただし、今回のように雪が柔らかいと熱で沈み込みがあり、撤収時は10cm以上沈んでいました。
広いランドロックは無理して温めるより、温かい服装をすることが基本になりそうです。
今回のお座敷仕様は、足は温かいですが、靴を脱ぐのが面倒で、椅子と違って座ることそのものが疲れます。(歳のため?)
今後はテーブルとストーブを使うつもりです。
その為には椅子やテーブルが雪上で沈み込まない工夫が必要です。
また、ベンチレーターは上部の温かい空気は抜けやすいと思うので、どんな換気方法がいいのかも今後の課題です。
ティエラからランドロックに変わり、初めてのマイナス気温のキャンプでしたが、今後、より快適な方法を考えていきたいです。
今回火鉢型のストーブを使っていますが、夜は気温が低く私の使っている一酸化炭素警報機は作動気温外です。
そのため、いつも以上に換気には気を付けています。
基本的にはテント内で火器は使用禁止です。
この記事はストーブを使うことをお勧めしている訳ではありませんので、自己責任でお願いいたします。
(豆炭コタツは触媒が使用され、安全なようです)
Posted by ADIA at 21:42│Comments(10)
│ランドロック
この記事へのコメント
初めまして
gankomonoと申します。
素晴らしいレポに
感心しております。
文章ってこうやって書くと
読みやすいんだな~って勉強になります。
テント内での一酸化炭素は
非常に怖いですね~
雪の上で
快適を求めるのは
難しいですね~
gankomonoと申します。
素晴らしいレポに
感心しております。
文章ってこうやって書くと
読みやすいんだな~って勉強になります。
テント内での一酸化炭素は
非常に怖いですね~
雪の上で
快適を求めるのは
難しいですね~
Posted by gankomono
at 2010年01月14日 22:03

どうもスクリーンは大きければ良いという訳じゃないですよねぇ
ランステ買って冬場に痛切に感じました
でも基本足元が暖まればなんとかなりますね
うーん コタツ&薪スト やってみたいなぁ
最強かも(笑)
ランステ買って冬場に痛切に感じました
でも基本足元が暖まればなんとかなりますね
うーん コタツ&薪スト やってみたいなぁ
最強かも(笑)
Posted by PINGU at 2010年01月14日 22:08
こんばんは(*^。^*)
「温かい服装で、、テントは寒め・・」
好みが合いますね~(笑)
年越しのキャンプでは私はズボン4枚重ね着してましたよ(笑)
ピルツもですが・・冬は靴を脱ぐのが億劫になりますよね(*_*; 我が家も・・その関係でピルツ・・ ナー買いました(笑)
「温かい服装で、、テントは寒め・・」
好みが合いますね~(笑)
年越しのキャンプでは私はズボン4枚重ね着してましたよ(笑)
ピルツもですが・・冬は靴を脱ぐのが億劫になりますよね(*_*; 我が家も・・その関係でピルツ・・ ナー買いました(笑)
Posted by piyosukeファミリー
at 2010年01月14日 22:19

おはようございます
自分の周りに、物置いて使いやすくするっていうのはいいですねえ。
背もたれの付いた座椅子があると、快適なのかなあ?
僕は、背もたれがない状態で座っていると腰が痛くなっちゃいます。
ランドロック 体積が大きくて中で過ごしやすそうですねえ。
うちだと、もう少し温めてやらないと、妻が付いてこないかなあ・・・
(今年も雪上ファミキャンはなさそうです)
自分の周りに、物置いて使いやすくするっていうのはいいですねえ。
背もたれの付いた座椅子があると、快適なのかなあ?
僕は、背もたれがない状態で座っていると腰が痛くなっちゃいます。
ランドロック 体積が大きくて中で過ごしやすそうですねえ。
うちだと、もう少し温めてやらないと、妻が付いてこないかなあ・・・
(今年も雪上ファミキャンはなさそうです)
Posted by 掘 耕作 at 2010年01月15日 06:34
gankomonoさん、はじめまして
コメントをいただきありがとうございます。
文を誉められるなんてはじめてです。
子供時代に習った基本も忘れてしまい(もともと覚えていない?)適当に書いているブログなのでお恥ずかしいかぎりです。
それに、勘違いや誤解を避けたいがためにくどいですしね。
雪中は雨とくらべるとかなり快適だと思います。
それにいかに快適にするか、私の場合は自宅で工夫するのも、キャンプと同じように楽しみです。
これからもよろしくお願いいたします。
コメントをいただきありがとうございます。
文を誉められるなんてはじめてです。
子供時代に習った基本も忘れてしまい(もともと覚えていない?)適当に書いているブログなのでお恥ずかしいかぎりです。
それに、勘違いや誤解を避けたいがためにくどいですしね。
雪中は雨とくらべるとかなり快適だと思います。
それにいかに快適にするか、私の場合は自宅で工夫するのも、キャンプと同じように楽しみです。
これからもよろしくお願いいたします。
Posted by ADIA at 2010年01月15日 08:37
PINGUさん、おはようございます。
コタツ&薪スト、それは最強ですね。(笑)
PINGUさんはいつも薪ストーブを使われていますが、あの面倒さを考えるとすばらしいです。
うちの今後はストーブと重ね着が基本になりそうです。
豆炭コタツは子どもの専用席には最高です。
コタツ&薪スト、それは最強ですね。(笑)
PINGUさんはいつも薪ストーブを使われていますが、あの面倒さを考えるとすばらしいです。
うちの今後はストーブと重ね着が基本になりそうです。
豆炭コタツは子どもの専用席には最高です。
Posted by ADIA at 2010年01月15日 08:44
piyosukeさん、おはようございます。
雪中キャンプの経験回数が多いpiyosukeさんのスタイルが、やはり一番快適そうですね。
「温かい服装で、、テントは寒め・・」は出入するにも楽そうですね。
やはり、、、ナーだったわけですね。
人ごとなのに嬉しくていきなりばらしちゃいました。(笑)
で、いよいよ雪中ピルツですか。
裾部分の除雪は大変そうですね。
使用結果がすごく楽しみです。
雪中キャンプの経験回数が多いpiyosukeさんのスタイルが、やはり一番快適そうですね。
「温かい服装で、、テントは寒め・・」は出入するにも楽そうですね。
やはり、、、ナーだったわけですね。
人ごとなのに嬉しくていきなりばらしちゃいました。(笑)
で、いよいよ雪中ピルツですか。
裾部分の除雪は大変そうですね。
使用結果がすごく楽しみです。
Posted by ADIA at 2010年01月15日 08:55
堀 耕作さん、おはようございます。
回りが荷物で囲まれていると、狭そうですが、もたれることもできて楽でしたよ。
座椅子はよく考えますが、コンパクトなものでもそれなりに嵩張りますね。
これ以上の積載は辛いかな。
テント内の気温が低いと、温かい服装が必要ですが、出入りしたときの気温低下が少なくて楽な面もありますね。
快適に過ごすには、まだまだ課題がいっぱいです。
回りが荷物で囲まれていると、狭そうですが、もたれることもできて楽でしたよ。
座椅子はよく考えますが、コンパクトなものでもそれなりに嵩張りますね。
これ以上の積載は辛いかな。
テント内の気温が低いと、温かい服装が必要ですが、出入りしたときの気温低下が少なくて楽な面もありますね。
快適に過ごすには、まだまだ課題がいっぱいです。
Posted by ADIA at 2010年01月15日 09:03
こんばんわ~
確かにランドロック内にインナーテントを吊るしてキャンプすると
明かりを吊るす所が少なくて困りますよね
もう少し、明かりを取る為に吊るす輪が何箇所か欲しいものですね。
確かにランドロック内にインナーテントを吊るしてキャンプすると
明かりを吊るす所が少なくて困りますよね
もう少し、明かりを取る為に吊るす輪が何箇所か欲しいものですね。
Posted by taketomo0928
at 2010年01月17日 20:55

taketomo0928さん、こんばんは
これは発売された時からわかっていたことですが、やはりリビング側にも欲しいですよね。
今回「ほおずき」が発売されたことで、今後は変わるのでしょうか。
LEDが普通になりつつある時代ですから、そんな変化も必要だと思うのですが。
これは発売された時からわかっていたことですが、やはりリビング側にも欲しいですよね。
今回「ほおずき」が発売されたことで、今後は変わるのでしょうか。
LEDが普通になりつつある時代ですから、そんな変化も必要だと思うのですが。
Posted by ADIA at 2010年01月17日 21:01
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