2006年10月31日
防火対策完成!

テントでちびストーブを使うための防火対策が完成しました。
実際に使用する時はスノーピークのパイルドライバーで煙突を支えますが、それ以上の補強が必要かどうかはフィールドでテストする予定です。


今回の素材は〔火消しエプロン”め組ちゃん”〕です。
天ぷら油が発火したとき、上から被せて消火することができるエプロンです。
他に検討した素材としては、金属の溶接に使うエプロンや回りを保護する防火布がホームセンター売っていましたが、安い物で4000円弱、高い物は6000円ほどします。
そしてこれらは防水加工はされていません。
〔火消しエプロン”め組ちゃん”〕は台所で使うエプロンなので防水処理がされており、値段も952円、送料共に1500円ほどは楽天のポイントがあったので実際は無料になりました。

テントの穴を開けたいところにエプロンを貼りました。(縁の4cmほどを接着)
接着剤はセメダイン スーパーXクリア、熱・水・ショックに強いとあります。
耐熱温度はー60℃〜120℃です。

裏返し、エプロンの内側部分のテントを切り取りました。


次に煙突の穴をエプロンに開けましたが、素材がガラス繊維なのでそのままにするとほつれてきます。
そこで、アルミ耐熱シリコン粘着テープを幅1cmほどに切り、穴の回りに貼りました。
ところがエプロンへの粘着力が弱く、使用しているうちに剥がれそうです。
この部分は煙突に直接触れるので、接着剤は使いたくないのですが、先程の接着剤で張り直しました。
耐熱温度に不安がありますが、これも使ってみてからだめなら考えます。

煙突を出した部分です。

テントの内側から見たところです。
このテントとちびストーブは12月以降に使用する予定なので実際のテストはしばらく後になります。
使用結果は、その時ご報告いたします。
ガラス繊維はあまり折り曲げない方がいいのでテントの収納で巻くようにする必要があります。また煙突の穴の接着剤の不安もありますが、何回かの使用は問題ないと思います。
この状態で耐久性に問題があれば先に書いた溶接用の防火布(ガラス繊維ではないので折り畳めます)に交換することも考えています。
ご注意・お断り
私に限らず、テントやスクリーンタープの中でストーブ等、火気を使用して楽しんでいらっしゃる方が多いと思いますが、火事や一酸化炭素中毒の危険があり、当然キャンプ用品メーカーからは禁止されたことです。
トラブルが発生しても何も責任は持てませんので、このような行為は自己責任で行って下さい。
2006年10月30日
今日の収穫

今日は前の公園でケヤキが剪定されました。
何年かに1度、剪定されるのでお願いしていただきます。
上の写真はそれほど多く見えませんが、太いもので10cm程度なのでキャンプの回数にして5〜6回分以上あります。
追記:guitarbirdさんへのコメントにも書きましたが、生木は2〜3年乾かして使います。
機会があるとストックするので乾いた木から使っていきます。
つい書き忘れてしまったので、guitarbirdさんご指摘ありがとうございました。
今日は作業車があったので下の写真は去年の写真ですが形の綺麗なケヤキです。

ここからは長い独り言です。
前回も同じ造園屋さんに頂いたので、話をしていたのですが、今回の剪定は近所からのクレームで剪定されているようです。
理由は樋に落ち葉が詰まる、電線に接触すると危ない、陰で雪が溶けないなどの理由らしいですが、落ち葉はとにかく、電線より背が高く枝が触れることはありません。また雪が溶けないは笑ってしまいます。
なぜならクレームを付けた人の家は北向きに建っており、道路を1本挟んだ北に公園があるからです。そして冬は葉が落ちて陰はあまりできません。
母からの話では、そのクレームの電話を市の公園課にしたおばさんはそのケヤキが嫌いなのだそうです。
根元から切ってしまえばいいのにと日頃から言っているそうです。
造園屋さんの仕事中、おばさんが「もっと切れもっと切れと」余りにもうるさいので造園屋さんも困った顔をしていました。
私は見かねて口を出してしまいました。
「我が家はこれ以上切って欲しくないですね、このケヤキは家族みんなが大好きで、楽しませてもらっていますから」
おばさんは「そうらしいですね」と自宅に引っ込みました。
造園屋さんには「助かりました」とお礼を言われました。
後に母に話したら、以前母も私と同じようなことをこのおばさんに言ったらしいです。
またしばらく私は悪口を言われるでしょうね。(笑)
このケヤキ、このおばさん家族が越してくる前からこの公園にあったんじゃないかな?
2006年10月26日
真冬キャンプシミュレーション


古いテントと、ちびストーブを使ったときの設営をしてみました。
先日の延長煙突を使ったとき、どのようにして煙突を外に出すか位置を決めるには実際に設営する必要があります。
想像では天井付近に穴を開けるといいと思いましたが、実際に設営してみると、中のスペースの関係から横から出すのが良さそうです。
写真では前が開けてありますが、この部分は閉じて穴を開け、防火対策をします。
このテントは左右前と3カ所が開くので出入りにも問題がありません。
2ルームなので奥が寝室です。
防火対策は手ごろな材料が見つかったのでまた後日記事にいたします。

テーブルはこれを使っています。

照明はレトロランタンを改造して使っています。
ご注意・お断り
私に限らず、テントやスクリーンタープの中でストーブ等、火気を使用して楽しんでいらっしゃる方が多いと思いますが、火事や一酸化炭素中毒の危険があり、当然キャンプ用品メーカーからは禁止されたことです。
トラブルが発生しても何も責任は持てませんので、このような行為は自己責任で行って下さい。
2006年10月24日
ちびストーブ用延長煙突

休みの度に何か用事があり、遊びに行けないので仕事の合間にストレス解消をしています。
ちびストーブの煙突は以前は問い合わせても「単品では売りません」といった答えだったのが、今年は売っています。
ただ、3本から4本買うとそれなりの値段になるので、今回は直径10cmの市販の煙突をちびストーブの太さに改造してみました。(市販の煙突は1500円弱でした)
改造方法は継ぎ目から縦に切り離します。
切り離すのにはディスクグラインダーを使用しました。
そのまま細く絞り込むと重なりが多すぎるので切り口から3cmほどを切り捨てます。
ちびストーブの煙突に合わせて細く絞り込み、テープ等で仮止めします。
ステンレスの板が重なった所にドリルで穴を開け、ブラインドリベットで固定します。
このままだと煙が漏れる可能性があるので、アルミの粘着テープで隙間を塞ぎました。
写真の煙突の丸い突起部分がブラインドリベットです。
制作途中の写真を撮らなかったので申し訳ありません。
煙突の色が違うのはスートブに火を入れて熱くなったとき場所によって温度差があるためです。
そしてこの冬は古いテントを復活しようといろいろ検討中です。
現在のテントはティエラですが、その前の古いテント(コールマンのスクリーン2ルームハウス)も2ルームになっています。
2ルームの前室でちびストーブを使う時、ティエラがいぶし臭くなるのは困ります。
古いテントなら少々の事は構いませんし、形状から考えて雪が降っても強そうです。
また、テントの裾部分が短めなので通気性が良くて、仮に締め切っても外から風が入るため安全です。
煙突が出来たので、どこから外に出すかは、これから検討します。
中の動きやすさから考えると、横に煙突を増やしてファスナー部分から出すより、天井付近に穴を開けるのがベストですが、テントへの断熱と雨をどう防ぐかが最大の課題です。

小川キャンパル ちびストーブ
小川キャンパル ちびストーブ用
純正煙突
2006年10月13日
自作リッドリフター

G’z Gーステンレスダッチオーブン用にリッドリフターを作りました。

フックはステンレスの板を曲げて作りました。
曲げるにはバーナーで真っ赤になるまで熱して、叩いて曲げました。

持ち手はいつも使っているケヤキの薪です。

薪を削って形を作り、フックを取り付けステンレスの針金を巻いてあります。
仕上げに柿渋を塗りました。

フック部分のアップです。

キッチンテーブルで使うときの持ち方です。
裏表に窪みが作ってあります。

焚き火等、低い位置で使用しているときは、上を持ちます。