2006年04月28日
防災用のデータバックアップ

以前何かで触れた事があったと思いますが、みなさんパソコンのデータはバックアップしていらっしゃいますか。
パソコン内部のハードディスクにあるデータを、何らかの方法でバックアップすることにより、パソコン、またはハードディスクに異常が起きたとき大切なデータを失わないで済みます。
今日まで私のバックアップ方法は、CDに保存すると同時に同じデータを外付けのハードディスクに保存していました。
これによりパソコンの内部以外に2つの同じバックアップデータが存在します。
外付けのハードディスクはバックアップ時以外、パソコンから切り離してあり、電源も入れていないので雷対策としても完璧です。
10年ほど前、CDは1世紀保存出来ると言われていたのをご存知でしょうか。
しかし、湿度が高いところで保存した場合、保護膜(?)が腐食して読めない場合があるといった事例を読んだことがあります。
私が10年ほど前に焼いたCDで読めないものが出てきました。
腐食などしていませんが、現在使っているパソコンで読めません。
ところがその当時の古いパソコンを使うと読めます。
そのような事からDVD等も何処まで信頼していいかわかりません。
2つの方法でバックアップすることでそれぞれのリスクを回避できます。
しかし、この2つのバックアップデータはパソコンと同じ場所に保管してあり、地震や火事でのリスクには対応していませんでした。
そこで以前から考えていた耐衝撃のハードディスクを購入しました。
容量は80GBで、私がパソコンを使い初めてからの全データ(動画や音楽は含まれていません)の内、特に失いたくないデータは全て収まります。
そして、その耐衝撃ハードディスクを銀行の貸金庫に保管する予定です。
もちろんデータは日々増えていきますので、定期的に通常バックアップ用ハードディスクより、データを追加していきます。
写真のCDと比較して判るように非常にコンパクトなので将来複数のハードディスクが必要になっても現在使っている貸金庫に収まります。
銀行の貸金庫はお札や書類など、紙類を保管することが主な目的で、銀行が火事になればハードディスクが無事な保障はありません。
しかし重要なことは2カ所に同じデータを分散することです。
データのバックアップは面倒ですが、トラブルが起きたときバックアップをしていなかったなら、必ず後悔します。
まだ、私の場合も対応が出来ていないものがあります。
今後、最低限バックアップしたいもの、それは子供の産まれて以来の写真のネガ、そしてビデオのテープです。
費用と根気が必要ですが、今後の課題です。
お断り:このバックアップに関しては通常のバックアップではなく、防災を考えた方法であり、防災的な要素を考えなければここまで必要ないかもしれません。