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Outdoor Diary s-adia.com
キャンプなどアウトドアで遊んだ日記です。



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ADIA(アディア)と申します。キャンプを中心に、外で遊ぶのが大好きです。
独身時代はスキューバダイビングが中心で、浜辺でキャンプしたりしていましたが、子供が産まれてからは、家族で楽しめるオートキャンプ中心に遊びました。
ブログを始めたころ、子供が小さいためもあり、防災、特に何かあった後、いかに家族を快適に過ごさせるか、そんなことに興味がありました。
その頃の名残であるサブタイトルの「防災」は削除しました。

息子が就職してからは、夫婦2人でのキャンプが中心になっています。
ですが、体力は衰える一方で、雨が降ったらテントを張る気力もなくなりそうです。
2019年2月に車がNV200に代わり、車中泊も出来るようにしました。
回数は少なくても、静かでゆったりした時間を過ごすのが楽しみです。

2021年10月キャンプ以外で初めて車中泊をしました。
今後増えると思います。
そして、このブログは17年目に入りました。
これを機会にタイトルを変更しました。

岐阜県岐阜市在住です。

アイコンのランタンは息子と初めてキャンプした記念のランタンです。
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2021年02月01日

チャイルドセーフキャップの改造


左が旧ボトル、右が現在売られているボトルでチャイルドセーフキャップが付いています。



先日、OPTIMUS(オプティマス) フューエルボトルを買い足しました。
今売られているボトルに付属したチャイルドセーフキャップですが、非常に開け難いです。

お子さんが不用意に開けてしまう恐れがある場合にはいい機能だとは思いますが、内蔵されたバネが強すぎるのか、押さえながら回すのに力が必要以上にいると思います。
そのため、大人だけの環境で使う場合、すごく煩わしいです。

また、中途半端に押さえて空滑りを繰り返すと、中の突起が磨り減り、開けられなくなる可能性があります。

オートキャンプなら何とかなるでしょうが、山で燃料が使えなかったら命に関わります。
機能が故障した場合の対処法が考えられていないアウトドア製品は、厳しい環境では使えません。
チャイルドセーフキャップが標準なのが、メーカーの考え方なのか、輸入元の考え方なのか、それとも法的な規制なのか判りませんが、問題があるように感じます。


私の場合は、OPTIMUSフューエルボトルは石油ストーブの灯油用で、小さな子どもはいないのでチャイルドセーフ機能は要りません。
そのため古いタイプのキャップを探しましたが売っていません。
リスク管理は使う人それぞれなので、チャイルドセーフ機能のないキャップを標準にして、チャイルドセーフのキャップは換えキャップとして販売して欲しいです。


そこで、チャイルドセーフキャップのチャイルドセーフ機能が働かない改造をしてみました。
自己責任を前提に、参考にしてください。


接着剤を注入するための注射器(針は不要)と強力なタイプの接着剤を準備します。


私が使ったのは、この接着剤と、注射器は針がないもので、先端がハサミで切れます。
接着剤は、あまり硬化速度の速い物を使うと、作業中に固まり始めるので、普通の硬化速度のものがいいです。



キャップの上側から注射器(針のない状態の先端)のサイズに合わせた穴を中心に向けて開けます。
内側の栓と二重になっているので、上側が突き抜けたら、それ以上は開けないよう注意してください。
私は3.5mmの穴を開けました。



キャップの内側を上にして、水平に置ける小さな2個の箱などを準備します。
私はビンを使いました。



接着剤を、注射器(針は不要)に入れます。
先端は少し切りました。
注射器を上に向け、空気はできる限り出します。



キャップの穴から中の空間が塞がる程度の量を入れます。
この写真の量はキャップ2個分です。



入れる正確な量は判らないため、多めの量を注射器にいれ、キャップの内側の周りの隙間から、滲み出てくるまで入れます。
この時、内側に出過ぎないよう注意して入れます。

写真の矢印が接着剤が滲み出したところです。


注入した穴を粘着テープで蓋をして、固まるまで内側を上にして水平に置きます。
注入した接着剤は空気に触れ難いため、硬化に時間がかかると思います。
最低1週間程度は使わない方がいいと思います。
穴の周りの汚れは、早めに粘着テープを剥がして、アルコールで拭けばきれいになると思います。

接着剤の量が少なかったり、量は良くても固まる前の使用で、蓋が空回りした上、押さえたときのロック機能が働かなくなった場合、その蓋は外れなくなります。
自己責任で改造してください。


チャイルドセーフ機能が必要でない方は、試す価値があると思います。
改造に自信がない方は、予備のキャップを購入してから試す方がいいのですが、この記事を書いている時点では換えキャップが売っていません。
この辺りも、不親切ですね。

  

Posted by ADIA at 12:19Comments(0)灯油用コック

2012年02月22日

FUELボトルコック



我が家の雪上キャンプの暖房は、電源が無い場合は「豆炭コタツとストーブと湯たんぽ」、電源サイトの場合は「遠赤外線ストーブ使用のハイタイプコタツとホットカーペット」でほぼ満足できる状態になりましが、今後道具を減らすためには電源サイトが標準になりそうです。

次に春と秋、キャンプ場とサイトを限定しないために、石油ストーブ使用が標準になりそうです。
そんな場合、少しでも荷物を減らしたいと考えたのが今回の結果ですが、OPTIMUS FUELボトル3本、その他コック等の材料、ずいぶん贅沢な灯油携行方法になってしましました。
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Posted by ADIA at 10:14Comments(12)灯油用コック

2009年02月02日

灯油用コック

ご注意:テント内での火器使用は一酸化中毒や火事の危険があり非常に危険です。
ご使用になる方は充分注意をして自己責任でお願いいたします。





みなさんはキャンプでストーブに灯油を入れるとき、何をお使いでしょうか。
また、灯油を運ぶ容器は何をお使いでしょうか。
家庭で使うポンプは、背の高いポリタンで持ち運びが必要ない場合は便利ですが、アウトドアでは不便です。
特に背の低いガソリン缶を使った場合、すごく使いにくくなります。
しかし、このガソリン缶に付属するホースは太すぎて使えません。
以前、車のガソリン抜き用のポンプを紹介しましたが、この欠点はホースが長いため袋などに入れるとき、どうしても灯油が手についてしまうことです。

そこで専用コックを作りました。


最初の重要なポイントは、タンクの蓋がアルミダイキャストであることです。
アルミであることが重要なのではなく、大きさが重要になります。
小さめの蓋が使われたタンクも見かけますが、今回のようにコックを取り付けるとき、内側に余裕が必要です。


このタンクは替え蓋が別売りされているので、1個別に準備し、真ん中に穴を開けます。


今回の部品ですが、蓋とOリング以外すべて水道関係の部品です。
左から
ホースを繋ぐ部品(真鍮)。
Oリング2個。
両側にネジが切られたパイプ状の部品(ステンレス)。
平らなゴムのリング3個。
45度回転すると全開にできるコック。
このタイプのコックは普通の蛇口のようにゴムのパッキングで開け閉めするのではなく、金属球が回転し中の穴の向きが変わることで開け閉めしています。
ただ、金属球を受け止めている部品は金属ではなさそうで、元々水道用であるため、灯油に対する耐久性は不明です。
また、同じようにOリングと平らなゴムのリングも灯油に対する耐久性は不明です。
ある期間使ったとき、漏れが生じる可能性があることをお断りしておきます。

平らなゴムのリング1個。
穴を開けた蓋。
平らなゴムのリング1個。
コックを蓋に止めるネジが切った部品。
蓋の内側からコックを締めつけ、取り付けます。
(この写真の物は長さを短くカットしてあります)


上の部品を組み立てた物です。
水道のパイプなどを接続する場合、白い専用のテープを巻いて接続します。
その為か、ネジ部分は完全に入りきらない構造です。
今回は灯油に使うので白いテープは使わないで、Oリングや平らなゴムのリングで漏れを防止します。
隙間が多いのでOリングと平らなゴムは1カ所に複数使っています。
Oリングと平らなゴムのリングは繋ぐ場所の形状で使い分けていますが、どちらかだけを使っても問題ないと思います。


燃料用ホース
このホースは一般のホースではなく、灯油にも使える燃料用ホースです。
1m500円弱で値段が高いですが、柔らかくて滑りにくく使いやすいです。
滑りにくさはストーブのタンクから抜けにくいので使いやすいです。


ホースを繋ぐ部品の直径より細いホースを、洗剤をつけてねじ込みました。
収納と使いやすさを考えて長さを決めます。


タンクに取り付けるとこうなりますが、このままフジカ等のストーブの給油口の近くに置き、先にホースを給油口に差し込みます。
タンクについた空気抜きを緩め、コックを開けたら持ち上げて給油します。
ホースを抜くとき慎重に扱えば、手に灯油がつくことはありません。
そして、最大の特徴はタンクからコックを外すことなく、コックを閉めるだけで置いておけることです。
(行き帰りの車に積載するときは加工していない蓋に取り替えます。)

手が汚れなくてすごく便利ですが、1つ欠点があります。
タンクを持ち上げて給油するため、最後に灯油が残ってしまいます。
この10リットルのタンクで、2泊程度だとたっぷり灯油が余るので問題ありませんが、最後まで使い切るときは面倒ですが、下の写真の大きなスポイトを使います。


家庭用ストーブのタンクに溜まった水を抜き取るためにポンプなどと一緒に売られています。

コックが1500円程度、他の金属部品が1個あたり300〜500円程度、ホースが500円弱、替え蓋1150円などで、タンクを除いた部品の合計が5000円弱になると思います。
この価格が高いか安いか?
私個人としては、灯油が入れやすく手が汚れないのはありがたいです。


メルテック FX−505 ジー・カン
メルテック FX−505 ジー・カン

このコックを使う場合、あまりタンクが低いとホースが地面に付いてしまい使いにくいと思います。

メルテック FX−510 ジー・カン
メルテック FX−510 ジー・カン

今回のタンクと同じものです。
石油ストーブ1個なら一番使いやすいサイズでしょうか。

メルテック FX−520 ジー・カン
メルテック FX−520 ジー・カン

石油ストーブが複数ならこちらでしょうね。

メルテック FXOP−01 ジー・カン用補修部品 キャップ
メルテック FXOP−01 ジー・カン用補修部品 キャップ

今回部品として使った蓋です。



メルテック FK-10 10リッター ガソリン缶
メルテック FK-10 10リッター ガソリン缶

積載には縦型がいいですね。
その場合は、このコックは使いにくいと思います。
でもホースを長くすれば使えるかな。

メルテック FP-301 FS-110/120/FK-20共用 キャップ
メルテック FP-301 FS-110/120/FK-20共用 キャップ

FK-20用と書いてあり、FK-10とは書いてないので要確認です。

下のステンレス缶とも共用のようです。

メルテック FS-110 10リッター ステンレス缶
メルテック FS-110 10リッター ステンレス缶

ステンレス製のタンクもありますが、値段がかなりですね。
  

Posted by ADIA at 14:44Comments(21)灯油用コック