丸テーブル(3) テーブル&コンロ

ADIA

2008年09月03日 10:22

丸テーブル(1)丸テーブル(2)コンロの台で製作過程をご覧いただきましたが、今日は出来上がりです。


最初にコンロ台に灯油コンロを乗せたところです。


上から丸テーブルをセットし、ステンレスダッチを乗せました。
この状態が今回の丸テーブル製作の目的である、鍋ものをメインに考えた標準セットです。

コンロ台はコンロが入る箱を作り、台と持ち運びの兼用にしようと思いましたが、そうすると足が奥に入らないため窮屈になります。
そこで、丸テーブルの足の内側に台の足が重なる構造にしました。
これで、普通に座ることができ快適です。
そして、安定感もあり安心です。
テーブルの天板に台を取り付けることもできますが、重量を分散したいためこのようにしました。
また、テーブルと鍋が分離しているので、テーブルに触れても鍋が揺れません。

鍋ではなく、スリット(穴)のないジンギスカン鍋なども使えそうですが、その場合はテーブルを熱から守るためコンロの高さを上げた方が良さそうです。

台の高さを調節すれば七輪も使えます。
七輪の大きさに合わせて、アタッチメントを作れば台を使用しないではめ込めます。
夏は七輪が良さそうですね。


コンロ台の足を丸テーブルに付け替えるとお座敷仕様に変身です。
コンロ台と同じ足をもう1セット準備すれば、コンロ台は小テーブルとして使えます。


コンロを使わないときは、真ん中に蓋をして使えます。
もちろん、足の長い状態でも同じです。

今回使用した足は、コタツのハイタイプ用とこれまで使っていた小テーブルのものを塗装しなおしました。
もちろんコタツ使用の場合はそちらで使用します。
そして、この足は棚の支柱として市販されており、サイズがかなり豊富に用意されています。
テーブルの高さ、コンロの高さ、状況により手軽に交換できます。
また、足にはアジャスターをつけましたので、1cm程度の調節が可能です。
特に傾斜がひどければ、サイズの合うボルトを準備すれば、数センチ程度なら調節可能になると思います。

写真を見るとかなり嵩張るように見えますが、板2枚と足が8本で積載スペースはこれまでより縮小できます。
重さは量っていませんが、コンロ台の重さが重くなる程度だと思います。

今回の経費
コンパネ(合板)1080円2枚、足用に使った焦げ茶の塗料1000円弱 合計3000円
他のものは手持ちの材料を使ったため合計3000円程度でしたが、全ての材料を新たに買うと12000円程度になるでしょうか。


今回の灯油コンロと以前から使用している火鉢型ストーブの大きさ比較です。

火鉢型ストーブは料理にも使えますが、火力を最低にしても強すぎて鍋ものをゆっくり食べるには向いていません。
灯油コンロはストーブではなくコンロなので火力を弱くすると鍋物をコトコト煮ながら食べられます。
この灯油コンロはトヨトミ製ですが、オークションで古い型を手に入れました。
未使用品で6,350 円でした。
現行商品 K-3F(実売価格14000円前後)と比べてゴトクの安定性が良さそうで気に入っています。

ただ、火鉢型よりは小さいとはいえ嵩張ります。
台の足を長くしてシングルバーナーを使うことも可能ですが、安定感、安全度(対震自動消火)、燃費、静寂度(無音)などを考慮するとこの組合せが気に入っています。

みなさん、いかがでしたでしょうか。
何処かでご一緒したら、鍋を囲んでゆっくりしたいですね。

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