フロアシート立ち上げ補助具

ADIA

2020年12月12日 09:17


先日、レンコンテント2M用に作った、立ち上がり付きのフロアシートですが、立ち上がり部分が倒れないよう補助具を作りました。



使ったのは低発泡塩ビの板です。
テントやシートが緑だから緑を選んだわけではなく、廃盤色で安く買えたからです。
他のテント用でシルバーのシートもあるので、グレーが欲しかったのですが、グレーの3分の1以下の価格で買えました。
サイズは30cm×20cmで、半分にカットして30cm×10cmにしました。
厚さは3mmです。



同じ位置で正確に曲げるため、木の箱に同じ厚さの低発泡塩ビの切れ端を取り付けました。



角に合わせて木の板を置き、表と裏から温めます。
柔らかくなると自重で垂れて来ます。
温めすぎると溶けるので要注意です。



もう1枚の木の板で、直角になるよう押し付けます。
冷えるまで待って離します。



冷えていれば直角にになったところで固定されます。



今回は低発泡塩ビの板が安かったので多めに作りましたが、面倒なので必要最小限の枚数を使用します。



先の記事では養生用テープで貼って止めると書きましたが、クリップで固定すれば何とかよさそうです。
八角形の部分は内側に倒れてくるので内側だけ使用、仮に外側に倒れても、テントの側面で支えられます。
直線の長い部分は外に倒れる上、テントの支えもないので2枚の補助具で挟んでいます。
雨で、水が流れ込んで来なければいいだけですからこの程度で充分です。
白いクリップは挟む力が弱いので写真用に臨時ですが、ここは出入りする場所なので、外れにくい幅広のクリップがいいかもしれません。


写真で見ると、設営が面倒そうですが、天気が確実に良ければシートそのものを使いません。
レンコンテントの場合、周りの8カ所のペグに掛けたループを絞る前は、ポールを持ち上げてもそれほど重くなく、このシートを敷くのポールを持ち上げて滑り込ませれば敷くことができます。
その後、テントのループを絞り込みます。

我が家の場合、電源のあるサイトではコタツを使うので、コタツ布団が濡れては困ります。
先日のキャンプのように、夜中に起きたらシートの外は水溜まりになっていたのようなとき、安心して眠れます。


追記2021.5.6
5月2日から4日のキャンプでは設営時から夜中までかなりの雨が降りました。
フロアシート立ち上げ補助具は設置が楽で、効果的、周りを立ち上げたシートは水の流れ込みを防止してくれました。


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