レンコンテント2M ランタンハンガー取り付け

ADIA

2020年11月18日 11:25





レンコンテント2Mのポールには金具が取り付けられていますが、これはレンコンテント2Lのトップベンチレーターを開け閉めするロープに使う何かのようで、Mサイズに何故付いているか不明です。
レンコン2Lサイズとレンコン2Mサイズは高さが違うので、ポールを流用している訳でもありません。
使うことがない物のようなので、両側から広げるように引っ張って外します。

2つの穴が残りますが、その穴を利用してランタンハンガーを取り付けられるようにしました。
先の記事にも書きましたが、このテントのポールは太さ35mmもあり、スノーピークの32mmに対応したランタンハンガーでも使えません。



今回は市販されているフックを2個使い、ランタンを下げられるようにしました。
ただし、このフックではポールからそれほど離れないことと、穴の位置が天井に近いので、燃料系のランタンではなくLEDのランタン専用です。

フックは普通の向きではなく、重心が下に来るよう逆さに使います。
2個あるポールの穴は、片方はそのまま5mmのボルトが通りましたが片方は僅か細かったので、5mmのドリルで広げました。
フックの穴も5mmに広げました。
フックには2つの取り付け穴がありますが、新たな穴を開けたくないので、2カ所ではなく1カ所だけの固定です。
フックの上に来た穴に5mmのボルトを通し、蝶ナットで締め付けるだけです。

このままでもほとんど問題ないのですが、フックが回転しないよう、少し面倒なことをしてみました。



ポールにポリエチレンのテープを貼り、ポールの穴の空いているところに穴を開けます。
ポリエチレンはシリコーンシーラントが接着しないので、固まった後剥がせます。



フックとポールの接する面に、多めの黒いシリコーンシーラントを塗り、ボルトで取り付けます。
はみ出したシリコーンシーラントを拭き取ります。
完全に固まるまで放置します。
空気中の水分で固まるので、空気に触れているところは早く固まりますが、奥の方まで固めるため2日ほど放置します。



固まったら、先にボルトを抜いて、フックを剥がします。
フックの平らな面が、ポールの曲面と同じになるので、回転しません。
また、シリコーンシーラントがゴム状になり、ポールの傷防止にもなります。

ボルトに付着したシリコーンシーラントの固まった物は、こすり取ればきれいになると思いますが、このボルトは2本セットで売っていたので、汚れていない新しいボルトに交換しました。



ポールをテントに設置した後、取り付けて使います。


関連記事