5月3日から5日まで、
リバーランズ角川に行ってきました。
自宅駐車場での試し張りを除けば、コディアック キャンバス、初めての設営です。
試し張りの時、両側のポールを持ち上げるのが重かったので、バールのような道具を作りましたが、雨上がりの土に潜ってしまい使い物にはならず、今回は息子が持ち上げ、私がテントの金具を差し込み2人で行いました。
(帰宅後、乾燥のためアスファルトの上で使うと、力も要らず簡単に設営出来ました)
柔らかい土や、雪の上で、1人で力を使わず設営するには、新たな道具を考える必要があります。
それはそれとして、やはり設営が早く、荷物も運び終わったあと、時間が長くなったように感じました。
使った印象は、これまでツールームや床のないベルテント使用で、床のあるテントのみで過ごすのは初めて、中に入ってしまえば高さもあって楽ですが、出入りの度靴を脱いだり履いたりで少々面倒です。
キャノピーの下に靴など脱いで置けますが、降り込む雨を防ぐほど広くないので、今回夜はテント内に靴を入れました。
それでも、今回はコタツとカーペットのお陰でずいぶんくつろぐことができました。
写真は「
丸テーブル コタツヒーター取り付け」でご紹介した、丸テーブルのコタツです。
コタツ布団は以前からコタツ用に使っている封筒型シュラフです。
このテントの天井は真っ白なので(写真ではわかりにくいですが、側面の生成りより明るい白です)、曇っていても光が入りすごく明るいです。
ですが、晴れてくると直射ほどではないですが、日差しが暑く感じます。
正面と後ろに出入り口と窓がそれぞれある上、両横に大きな三角窓があるので風通しはいいのですが、真夏は暑そうです。
夏はタープの下に設営すると快適そうです。
前と後ろの違いは、キャノピーのみで、使わない方の出入り口から電源コードが引き込めるので便利です。
また、荷物も近い方の出入り口から出し入れできて便利です。
今回初日は雨が降りましたが、天井から少々水滴が垂れました。
防水処理が弱い部分が何カ所かあったので、帰ってからコットン専用の防水液を塗りましたが、試し張りの水道の水程度ではわからなかったので、このテントの場合、最初から天井だけは防水処理した方が良さそうです。
ベルテントのように傾斜が急ではないため、雪が積もった場合など結露があるのか? 雪は落としやすいのか? 使ってみるまでわかりません。
欠点としてはコットンで床があるので非常に重いです。
また、ポール類もスチールで重いです。
両横のポールの下にテントの金具を差し込むには1人ではかなり大変です。
私の場合は道具を作って対応しますが、この大きさのテントを1人で使うことはないでしょうから、2人でなら問題ないと思います。
(2019.1.9追記
こちらをご覧下さい)
天井はスプリングバーというスチールの棒で、張った状態にするため、力のかかる横のポールがかなり重いです。
また、両横の2本のポールにかなりの重さが掛かるため、アルミにすることは難しそうです。
そのため幕だけではなくポールも重いです。
ですが、その構造により、設営が非常に早く、それが最大の特徴だと思います。
今回は、妻と息子と3人で使いましたが、もともと近い将来、妻と2人で使う予定で買ったテントです。
設営の金具のはめ込みの重さは道具を作ることで解決できそうで、車の積み込みも、これまでのキャリアバスケットではなく、荷室に積むことでベルテント( Sibley 500)以上に重いことも解決しました。
メンテナンスの面倒さ、重さを考慮しても、魅力的なテントです。
最後に、雪上の設営では引き綱がないことがどう影響するか、雪が積もったときの結露は、床下の雪が溶けて減ったときどうやって雪を補充するか、いろいろな状況で使ってみないとわからない部分も多いです。