熱帯魚

ADIA

2006年05月01日 21:30

綺麗な熱帯魚を連想された方、ごめんなさい。
昨日、息子との約束の魚を買ってきました。
私の予想通り、恐竜の好きな息子は、ポリプテルスの姿かたち、そして古代魚と言われる所が気に入ったようです。
古代魚とはピラルク、アロワナ、肺魚、ガーパイク、ポリプテルス等、古い時代から生きている魚を指して言っているようですが、明確な定義はないそうです。
ポリプテルスの中でも比較的小さな種類を選ぶつもりだったのですが、適当な値段で売られていたこと、実際には天然のフルサイズにはならないことを予想して大きめの種になってしまいました。
現在幅90cmの水槽ですが、大きくなりすぎた場合は120cmの水槽が余っているので何とかなるでしょう。




ポリプテルス・オルナティピンニス(Polypterus ornatipinnis)
現在8cmほど
分布:ザイール 体長50cm
天然の物ではなく養殖された物です。水槽ではこれほど大きくならないと思われます。


ポリプテルス・デルヘッジ(Polypterus delhezy)
現在8cmほど
分布:ザイール 体長40cm
天然の物ではなく養殖された物です。水槽ではこれほど大きくならないと思われます。


ポリプテルスの浮き袋は2つに分かれていて、肺のように空気呼吸をすることもできます。
稚魚には両生類の幼生のように1対の外鰓(がいさい)があり、成長すると消失します。
これらの特徴から、ポリプテルスは魚類と両生類に進化する分岐点にある動物と考えられています。
約1億年前の白亜紀後期の地層から化石が発見されており、現代まで絶滅せずに生き残ってきた魚で、古代魚とも言われます。

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