一酸化炭素警報器の情報

ADIA

2009年01月13日 16:35



以前の記事(2006年12月29日)でご紹介した一酸化炭素警報器に関する情報です。

製造元(米国)の都合により日本の代理店での販売が昨年末で終了となったようなので、この一酸化炭素警報器に関しての詳しい情報を聞いてみました。
問い合わせ先

質問1:保証期間ではなく、センサー部分の耐用年数はどの程度か。
     製造後10年程度とされているそうです。

質問2:センサーが使えなくなったときはどうなるか。
     自己診断機能が働き、警報がなる。
     ただし、電子回路が正常なとき。


質問3:現在市場に出回っている製品は製造後最長で何年経過しているか。
     最長3年ほどだそうです。

私がご紹介して2年ほど経ちますから、それ以降に購入の場合はあと5〜7年程度は使えそうです。
以上のような情報を頂きましたので、現在使われている方がいらっしゃいましたら参考にして下さい。

ご注意:この一酸化炭素警報機は家庭用です。
防水機能もありませんし、使用可能温度も(4.4〜37.8℃)の制約があります。
過信は禁物です。


いずれにしてもテント内での火器使用は非常に危険です。
感覚だけを頼りにしない、警報器だけを頼りにしない、など細心の注意の上、自己責任でお願いいたします。


追記
私が、一酸化炭素警報器をテント内で使う考え方として、本来禁止事項であるテント内で火気を使うわけですから、就寝時、火器は一切使いません。
仮に火事になっても起きているときなら逃げ出すことができます。
電気が使えればホットカーペットを使うこともありますが、基本的に寝るときは湯たんぽだけが熱源です。
そして、起きているときの暖房も練炭や豆炭(豆炭コタツは触媒が使われているので除く)、炭は使用せず、一酸化炭素発生量の少ないであろう灯油のストーブに限定し、換気用のベンチレーターだけではなく、窓や出入口をある程度開けて使用しています。
その上で、よりリスクを減らすために一酸化炭素警報器を使用しています。

細心の注意を払っても、テント内での火器使用のリスクがなくなる訳ではありません。
この情報は、テント内での火器使用をお勧めしているのではなく、同じ使うなら少しでもリスクを減らしてほしいとの考えで書いています。
また、家庭用の警報器なので使用可能気温に注意し、防水ではないので結露に注意も必要です。

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