GENTOS エクスプローラー・プロ EX−777XP(2)

ADIA

2008年09月10日 14:11



先日の購入記事の続きです。
購入して不満があると書きましたが、それを解消するため改造しました。
興味がある方はご覧下さい。

最初に材料探しです。
永年かけて溜まったガラクタ(?)から使えそうなものを探し、どう改造するか考えます。
そして、いいものが見つかりました。


カバー部分(ホヤ部分)をを外したところです。
吊り下げ専用で使うのでカバーは使用しません。


この部分を外しました。
幸い接着が弱かったようで、少し力を入れたら外れました。


今回使う部品です。
右は古いカメラのフードで、アルミ製です。
このフードは67mm用で、サイズが合ったカメラ用フィルターの中から使わないものを使いました。
真ん中は67mmのフィルター(アルミ製)ですが、内径がランタンのリングを外したところより僅かに小さめでした。
そのためフィルターのガラス部分を外し、内側を削ります。
写真のフィルター枠の白い部分が削ったところです。
フードを取り付けるネジを傷つけないように削る必要があり、かなり時間がかかりました。
先に外したリングの代わりにはめ込みます。

この改造では、オリジナルのカバー(ホヤ部分)を取り付ける部分はそのままなので、カバーを使うこともできます。
ただし、私の場合は、いろいろ試すためカバーを切り刻んだので使えなくなりました。


少し小さめに削ってはめ込んだので接着材などは使いませんでした。


フィルターの文字はあえて残しました。


フードを取り付けたところです。
フィルター枠を介して取り付けたので、フードの取り外しができます。

このフードはリフレクターの役目もありますが、それよりLEDの一番明るい部分が直接見えるのを防ぎます。
テーブルの上に吊り下げ、ランタンを見たとき明るい部分が隠れるので快適です。
広範囲に照らしたいときはフードを外します。


次は吊り下げる方法です。
既製品の状態のフックは不安なので紐を取り付けました。


裏蓋を外すと角の4カ所に丁度空いたスペースがあります。
ドリルで紐の太さに合わせて穴を開けます。
紐を通し、コブを作るだけです。
この部分は防水部分の外なので、防水性には関係なく穴が開けられます。
2本の紐の長さは同じ長さになるよう調節します。


ランタンハンガーに取り付けるときは1度巻き付けると、簡単に角度が変わってしまわなくていいですよ。


この写真にはユニフレーム(UNIFLAME)ランタンポールを使いました。
次回のキャンプで初めて使う予定です。


これは結束バンドの何度でも使えるタイプです。
普通の結束バンドは外すときは切り捨てるため、キャンプには向いていません。
テント内などで使うにはこれがお勧めです。
長さもいろいろ売っています。
ご注意:テントを傷つけないよう、余ったベルト部分は下に向けましょう。


実際に使うとこんな感じです。

基本的にはこれで完成ですが、フードからLED部分が飛び出しているため、下に向けて置けない、そして持ち運びも不安です。
そこでカバーを作りました。


左のものは、大型ストロボの発光部分のキャップです。
これも使わないものなので利用しました。
素材はアルミです。
短く切って、ビニールテープを巻きました。




ビニールテープを巻くことで、少し小さかった口径がぴったりになり、開け閉めにもガタがなくなりました。
この写真も紐が付いたまま撮っていますがほとんど邪魔になりません。



フードの使用は材料の調達など一般的ではありませんが、吊り下げ用の紐は穴を開けられれば取り付けできますからお勧めです。
長さも、使う環境、好みで自由になります。
フックが不安な方、いかがですか。
(ご注意:穴を開けるとき割らないようにしてくださいね。)

現在、充電式の単3電池をと単1サイズ対応スペーサーを使ってテスト中です。
ある程度の時間利用できるなら重量軽減に最適です。
結果は、また改めて記事にします。



GENTOS(ジェントス) エクスプローラー・プロ EX−777XP

明るさや色調は噂通りでいい感じです。


ユニフレーム(UNIFLAME) ランタンポール

テーブルに取り付けるため移動がしやすくて便利です。

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