レトロランタン改造その後、及び反省

ADIA

2007年05月24日 16:39

昨日、前の記事の「レトロランタン(改) 再び改造」に3姉妹パパさんから、コメントをいただきました。
たとえ乾電池を使用した物でも事故は起こっており、電極が剥き出しになった改造は危険だといった内容のコメントでした。
今回の改造は乾電池を使用した照明器具であるため、私自身に油断があったと思います。
そこで、早速改良しました。



最初に切断し繋いだところに関してはすでにシリコーンで隙間を塞いでいましたが、スピーカー用の部品を取り外し、直結にしたので内部のネジも含め、シリコーンで防水を徹底しました。
これで傘を逆さにして、蛍光管の差込口に水が入らない限り、ショートの心配はなくなりました。
また、コードの取り外しが出来なくなったので断線を防ぐため太いコードに取り替えました。
電池ボックスに関しては以前から水に濡れない場所に置き、コードを繋いだあと、ガムテープで被っていましたが、今回はハンダでコードを直結しシリコーンで絶縁し、蛍光灯側のコードと途中で接続できるようにしました。
途中の接続部分はカバー付の部品を使いました。
たとえ水が入ってもショートすることはないと思います。
ただし、電池ボックスを入れる適当な大きさのタッパーウェアが見つかっていないので最終的な対策はお預けです。

反省
今回のレトロランタンの改造に対して、念のため「お断り」で警告を書いたものの、私自身それほど危険な改造だと思ってはいませんでした。
そして、最近のガスランタンのベンチレーターリフレクターの製作、少し古い話ではちびストーブをテントで使うための煙突やテントの改造、どれも私自身はリスクを考えた上であり、注意して使えば問題がないと思えるものでした。

しかし、今回の事を機会に考えると、改造した私自身はリスク回避ができて安全でも、ブログを読んで頂いた方がこれらを参考に改造された時、何かの不具合が起こらないとは言い切れません。
そして「自己責任で行って下さい」の一言で責任回避し終わらせていいのか疑問に思いました。

メーカーでテストを繰り返し安全を確認した物に対し、何もテストをしないで改造し、自分なりの使い方でリスク回避をしている場合、気軽に公表していいのか考えさせられました。
ちびストーブや石油ストーブ、豆炭コタツのように、誰が見ても火は危険であり、もしもテント内で使う場合それなりの対策が必要だと判る場合はまだいいと思いますが、ガスランタンのベンチレーターリフレクターは見た目も良く、照明効果もいいものは、ガスに対するリスクが潜んでいることを理解しにくいと思います。
そして、今回の蛍光灯のランタンは、電球であれば問題にならない漏電やショートも、蛍光灯を点灯するための電子回路の構造も判らない者が改造したとき、問題が発生することも考えられます。

私は今後もいろいろな製作や改造をすると思いますが、ガスや電気、また火に関わることは軽はずみに公表することを控えるべきだと思いました。

コメントを頂いた3姉妹パパさんには、お礼を申し上げます。

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