キャンプでの迷惑行為
このところ、「あなたにおススメの記事」に掲載されているようで、驚くほど沢山の方に読んで頂いてありがとうございます。
この記事は夏のキャンプから帰り、夜中にうるさかった怒りが収まらないとき書いた物で、少々荒っぽい表現や、説明不足があり、読んで頂く方を必要以上に不快にさせている部分もあると思いますので、内容ごとに補足を書かせて頂きます。
(青い文字が2017年10月12日に追記した部分です)
これまでのキャンプでも迷惑行為はいろいろありましたが、できる限り書くことは控えるよう努力してきました。
でも、息子も大きくなり、キャンプの回数も減ってきたので、これから小さなお子さんとキャンプをされる方のためにも、ここらで書いておこうと思います。
今回、キャップ場に到着、設営も終わったころお隣さんに話しかけられました。
設営の忙しさと、毎年ほんの短時間お話しするだけなのでわかりませんでしたが、もう何回かお会いしているご家族でした。
少しお話するなかで
「そこの3サイト使用のグループ、気を付けた方がいいですよ」
「昨夜は1時過ぎまでどんちゃん騒ぎでしたから」
夜8時から9時ころ、そのグループは比較的静かで気になるほどのことはありません。
このキャンプ場は小さなお子さん連れが多いためか、9時過ぎころからテントが暗くなり早く寝るご家族が多いです。
うちは虫捕り全盛のころは夜更かししているのでかなり気を使ったものです。
そして10時ころになりましたが、やはりそのグループの宴会は続いています。
ただ、昨晩の疲れか、注意されたのか、人数が少なく比較的静かです。
それでも回りは寝静まっているので時々声が響きます。
私は朝3時半に起きて運転、設営しているので声を気にするまでもなく寝てしまいました。
でも、12時ころ目を覚ました時、やはり声が聞こえていました。
そして翌晩、そのグループの宴会は人数が全員そろっているようです。
昨夜早く寝た人も復活でしょうか。
常時大騒ぎして声が途切れない訳ではありませんが、男性が話しかけたのに合わせ、女性の笑い声が響き渡ります。
結局私の覚えている時間で1時ころ、きっとその後も続いていたのでしょう。
そして、朝7時撤収が完了したそのグループの車がキャンプ場を出て行きました。
私が起きた6時には撤収の真っ最中でしたが、いったい何時から方付けていたのでしょうか。
幼稚園程度の子どもを含む30代から60代くらいまでの10人ほどのグループですが、まったく何を考えているのか何も考えていないのか。
十分常識があるはずの年齢ですよね。
たとえ酔って騒がしくなっても、それをコントロールするリーダーがいないグループは惨めです。
理想的には10時ころ、まあ久しぶりの再会で盛り上がっても許されるのは11時までが限度でしょう。
夜中まで騒ぎたいなら貸し切りにできるキャンプ場でやってください。
ほとんどの有料キャンプ場では10時からは静かにするよう注意書きがあります。
そのような場合を想定して書いています。
こんな状態でしたが、個人的に文句を言えば何が起こるかわかりません。
ある有名ブロガーさんが、腰に鉈をぶら下げて文句を言いに行ったなんてお話もありますが、こちらは家族3人だけですし、昼はサイトを留守にしますから逆恨みが怖いです。
私も大きめの和ナイフとクマ除けスプレーは持ってますけど、鉈は持っていなかったです。 (笑)
鉈やナイフのたとえ話は問題ありますね。ただそれくらい夜に眠れないと苛立たしいとお考えください。
そのグループの撤収後、スタッフの方と話す機会があったのでその件をお話ししましたが、「何回か注意していますが、その時だけ静かにしてだめなんですよ」とのこと、キャンプ場としても、もう少し対応を強くしてほしいです。
自然の中で過ごすキャンプですが、求めていることはそれぞれ違いがあるでしょう。
でも、回りに不快感や迷惑を掛けないのが基本ではないでしょうか。
夜遅くの話し声、車の音、打ち上げ花火(高価なテントに穴を開けたら弁償する覚悟はおありですか?)はもちろんですが、昼であっても必要以上の音量の音楽が気になったり、レベルの高い人のキャッチボールを延々と続けられるとボールの音は結構うるさいものです。
また、そのキャッチボールの延長線上にこちらのサイトがあると怖いです。
実際にキャッチボールのボールが車に当たったこともありますし、もし沸騰したお湯に当たったら火傷するのはサイトにいる自分たちな訳です。
また、ここに書いているレベルの高い人とは部活で訓練しているであろう高校生とか、大人が、たまたま空いているサイトでキャッチボールしていることを指しています。
広場など、運動が許されているところでのことや、小さなお子さんが危険のないボール遊びをしていることを指しているわけではありません。
また、照明も極端に明るい光が他から届くと眩しかったりで迷惑なものです。
特に電源サイトの100Vの照明は気を付けたいですね。
どの程度の照明が不快なのかは個人差があることは承知していますが、サーチライトのような強い光を水平に使うと、かなり遠くても眩しいと思います。
ちょっとついでに書きますが、一見何の問題もないご家族でも、人のサイトの中を横切ったり、子どもが遊びに入っても止めなかったり、テント回りは火やお湯があることも多く、場合によっては怪我したり、物が壊れることもあります。
普段でも人の家やお庭には入らないですよね。
「子どものころ教育されなかったのだろうなぁ」と感じさせる大人や、「このまま育ったらこんな大人になるんだろうなぁ」と思えることが結構多いです。
この部分が一番反感を買う内容なのかもしれませんが、具体的にどのようなケースがあったか書かせて頂きます。
テントの横で焚き火をしたり料理をする場合、テントとの距離はどの程度でしょう。
テントに火の粉が飛ばない距離を取ると思いますが、狭いサイト内ですからすぐ近くにはペグダウンしたロープが張られていることが多いですよね。
そんな状態で、子どもを連れた大人が焚き火とテントの間を横切ったらどう感じますか。
これは一番極端な例ですが、「何? この人たちは何?」といった感じでした。
子どもが遊んでいてサイト内に入ってくることはよくありますが、目を離せば危ないことが起きるであろう年齢のお子さんの親はやはりしっかりお子さんを見ているべきでしょうね。
幼稚園以下のお子さんを1人または小さな兄弟に任せ、親は設営撤収、または宴会中、設営撤収中はいろいろ事情があると思いますが、絵を描かせたり、粘土細工をさせたり、子どもが自分のサイトから離れない努力も必要だと思います。
特に宴会に夢中で、お子さんから目を離す親は、私から見れば馬鹿な親としか思えません。
小さなお子さんには最低1人の大人が付き添うべきでしょう。
そして、事故が起きてから、キャンプ場の管理責任にしたり、他のお客のせいにしたりすることがないようにしてください。
そんな考えからこのような書き方になったのですが、そこまでマナー違反をしていない方まで不快に感じさせる内容だったのかもしれませんね。
建前で書けば、「お湯も沸かしているし、焚き火もあるし危険ですよ」となりますし、本音では「鬱陶しい」といったところでしょうか。
いろいろご意見もあると思いますが、挨拶もしていない他人のサイトには入らない方が問題が起こらないと思います。
こんなに偉そうにいろいろ書きましたが、私自身気づかないことも多いと思いますし、まったく迷惑を掛けていないとは言い切れません。
でも、やっと休みを取ってお金を使ってキャンプに行き、心ない一部の人に台無しにされたくないですよね。
うちは4泊のうち2泊うるさいだけで、後半2泊は静かで幸いでした。
2泊程度で帰られるご家族が多い中、2泊とも、うるさいグループと隣合わせになったら本当にお気の毒です。
そんなことが少しでも減ればいいと思って書きました。
そして最後に生意気を承知で書きます。
これを読んで私の主張に腹が立った方、そんな方は要注意です。
ただ残念なのは、これを読んで腹を立てる人は、きっと人のブログを読むこともない人たちでしょう。
私の書き方が「偉そうに、、、」と感じる方もいらっしゃることは承知しております。
この記事にご賛同頂ける方、賛同頂けない方、どちらも読んで頂けるのはありがたいことだと思っています。
ただ、コメントを頂く場合、一部分だけを取り上げ、肝心の夜中の騒音に関して避けて書くのはご遠慮頂きたいと思います。
こんな書き方は、何をコメントしようが勝手だと、お叱りを受けるかもしれませんね。
でも、コメントを拒否(削除)する権利(権利ではなくただの機能かな?)もブログの管理者は持っています。
2018年2月17日追記
この記事には沢山のコメントをいただきありがとうございます。
最近になり、ご賛同頂けるご意見、頂けないご意見、いろいろなご意見をいただきましたが、この記事は2013年8月のものです。
「あなたにおススメの記事」に掲載されていることから見て頂くことが増えましたが、前後の記事の流れから切り離されることになったことも確かだと思います。
もともとこのような内容ですから、コメントをお受けする責任があるかと思いコメントを閉じないで来ました。
しかし、本来は議論が目的ではなく、「マナーのない行為を止めて欲しい」、ただそれだけの気持ちで書いた記事です。
マナーの中には個人的な考えの違いもあり、一方的に言えないこともあるでしょう。
ですが、有料の管理されたキャンプ場において「夜中に静かに出来ないこと」に関して言い訳も議論の余地もないと思っています。
4年以上が経ったことが大きな理由ですが、その議論の余地もないことを議論するのを避けるため、今回、新たなコメントをお受けするのを終了させて頂きます。
これからも「マナーとは何か?」を考えるきっかけになれば幸いです。
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