イモリ上陸
体長27mmほどです。
最初に上陸し始めた個体は、初期の餌が少なかったためか、小さくて痩せているようにも見えます。
まだ、水の中にいる個体の方が大きめです。
春の角川キャンプで連れ帰ったイモリが卵を生み、その幼生がこの数日上陸しはじめました。
沢山の卵を産みましたが、そのままにすると親が食べてしまいます。
25粒ほどの卵を別の水槽に移しましたが、ほとんどすべてが孵化して育っています。
そして現在上陸したのは4匹です。
卵が孵ってお腹の栄養分がなくなるころからタマミジンコを与えましたが、そのタマミジンコを増やすための餌に使ったのがホウレンソウパウダー、それも残留農薬の検査されたタマミジンコにも安全なもの、タマミジンコに水に溶いたホウレンソウパウダーを与え、イモリにタマミジンコを与える、その繰り返しでした。
最近になって、水温が上がったためかタマミジンコが増えなくなりましたが、タマミジンコの水槽に発生したボウフラも与え、人口飼料も食べるようになりました。
上陸前の幼生は外鰓(がいさい)で呼吸していますが、それが無くなると同時に水から上陸するようです。
上陸後はしばらく地上で過ごし、再び水中に戻るようですが、地上での餌の問題、いつ水に戻るのかなど、これまでと同じように未体験の飼育です。
最大の問題は夏のキャンプで留守にする間、餌がやれません。
育つかどうかわかりませんが、無事育てばまたご報告します。
関連記事