年末年始の車中泊の後、ベッドを改造しました。
3回ほど車中泊の旅行をして感じたのは、気温がほどほどで天気がいいときはいいのですが、寒いときや天気が悪いとき、運転席と助手席ではなく、くつろげる場所が欲しいと感じたのが改造の目的です。
写真はベッドを作った当時の物で、今は上部の棚を外して使っています。(この写真は古い状態です)
高さはセカンドシートを畳んだときの、一番高い部分に合わせています。(この写真も古い状態です)
ほぼ水平で、ベッドの下にストーブなどが入るので、キャンプだけを考えれば使いやすいです。
これが今回改造したベッドです。
後半分の高さが5cm低くなっただけで、一番前のセカンドシートの高さは変わりません。
上半身部分に傾斜が出来ましたが、寝心地はほとんど変わりません。
ベッド後部を低くすることで、座ったときは、首を曲げなくて済み楽になりました。
このベッドに使用した構造用アルミフレームはネジ止めで組み立てているので、新たに短い部材を購入し組み立て直しました。
ネジの数が多いので面倒ですが、工場で切断し、ねじ穴を開けた物なので精度が高いです。
ベッド横の隙間は、キャンプの時テーブルなど立てて入れます。
車中泊の時は、細長い箱を入れ、2リットルのペットボトル4本と保温ボトル4本を入れます。
アルミの構造材に窪みを作っています。(この写真も古い状態です)
はめ込む金具を板に取り付けています。(この写真も古い状態です)
繋いだ状態の写真です。(この写真も古い状態です)
高さの変更より大きな変更は、板の繋ぎ方です。
これまでの上から載せて繋ぐ構造から、蝶番を使って、セカンドシートの折り畳みに合わせ畳めるようにしました。
取り外すことができる蝶番を使っています。
このように取り外せます。
普段の生活ではベッド本体は積んだままですが、板だけの部分は邪魔なので取り外します。
ゴム板は布団を保護するため取り付けました。
セカンドシートを使う時は、ベッドの板は蝶番部分から折りたたまれ立ち上がっています。
ヘッドレストはベッドにしたとき邪魔になるので取り外しています。
取り外した状態で走行中は乗車できません。
上の写真の裏側です。
白い帯2本は、マジックテープで、ベッドの一番前の板を繋いだときに、合わさります。
車中泊の場合、ベッド後部に寝具を入れ、セカンドシートには衣類や食料を置きます。
天気が悪いときなどセカンドシートに置いた荷物を助手席や運転席などに移せば、寝るまで過ごす場所ができます。
その状態からベッドに移行するのは、セカンドシート足もとに立てば外に出なくてもできます。
キャンプの場合は、ベッドの下にストーブが入らなくなりますが、箱に入れて、ベッドに置くことにします。
テントに荷物を下ろせば、キャンプ場での車中泊もコットが要らない分、手軽に出来ます。
車中泊、キャンプ共に、車内の荷物が多いと、車内で移動したりする手間が増えます。
年末年始の旅行では初めて使いましたが、
Terzo ルーフボックス バミューダフレックス 370Lに予備の衣類や食料、スコップ、チェーンなど、何もなければ使わないものを入れる予定です。
追記:2022.5.17
六ツ矢崎浜オートキャンプ場で車中泊しました。
今回の地形は、車の後ろがわずか高くなる傾斜がありましたが、ベッドの上半身の傾斜があるためか、ほとんど何も感じないで眠れました。
ベッドが低くなって動きやすくなったのですごく楽になりました。
セカンドシートを前に倒し、ベッドを展開するにも、今回の蝶番の改造は使いやすくなりました。