この写真は去年の夏のキャンプですが、息子が使ったダンロップのテントのインナーは写真のように日が当たっていない夜でも、暑くて大変だったようです。
そのため、去年の秋からフルメッシュのインナーのソロテントを探していたのですが、年に1度程度の使用なので価格的に手頃なもとなると簡単には見つかりませんでした。
夏までにはと思っていたところ、これまでは詳しく見ることもなかった思いがけないテントのインナーがフルメッシュなことに気づき、暑くなって売り切れてしまっては大変と、急いで購入しました。
左が今回購入のバンドック ソロドーム1、右がダンロップ1人用3シーズンツーリングテントです。
袋の作りの差は大きいですが、大きさ重さなどはほとんど差がありません。
フレームは、左のバンドックがジュラルミン7001(直径8.5mm)、右のダンロップがDAC-7001Sです。
我が家の使用目的はテント内のインナーなので、フライの性能は今回考慮していません。
販売ページの商品の色よりかなり明るい色です。
そして肝心のインナーですが、縫製は特に気になる部分はなく、この値段としてはかなりいいかと思います。
フレームの取り付けは、ダンロップと同じように、スリーブではなくフックでの吊り下げ式なので、狭いテント内での設営撤収では使いやすいです。
トップの写真で取り付けていませんが、インナー天井にはランタン用フックと小物を置けるギアハンモックが付属しています。
最後に欠点ですが、このテントのインナーは出入り口に対して左の奥行きが70cm、右の奥行きが90cmです。
どちらを頭にするかは個人の自由ですが、テント内に荷物を入れる必要がない我が家の使い方では、やはり上半身に余裕がある方が楽です。
ところが、出入り口が1個なので地面の傾斜とテント内の位置によっては逆の使い方になることもあると思います。
仮に単独の使用で、風向きに合わせて設営し、地面の傾斜に合わせて頭の方向を決めた場合、好みの方が頭になるとは限りません。
そんな欠点があるものの、ダンロップの半額(購入価格:税込7,180円:この記事を書いた翌日見たら少し値上げされてるようです)でメッシュのインナーが手に入ったのはありがたいです。
もっとも単独で使う場合、ブランドへの満足感、使いやすさなど、価格の制約がなければいいものは沢山あると思います。
我が家のように、夏専用で、インナーのみの使用では、フライの色(涼しげな色で悪くないですよ)もブランドも関係ないのでお勧めです。
ツーリング使用でも、真夏の天気のいい日なら、タープを張って、その下でメッシュのインナーのみ使用といった使い方もいいかもしれません。
BUNDOK(バンドック) ソロドーム 1
ダンロップ(DUNLOP) 1人用3シーズンツーリングテント