防火対策完成!

ADIA

2006年10月31日 10:54


テントでちびストーブを使うための防火対策が完成しました。
実際に使用する時はスノーピークのパイルドライバーで煙突を支えますが、それ以上の補強が必要かどうかはフィールドでテストする予定です。



今回の素材は〔火消しエプロン”め組ちゃん”〕です。
天ぷら油が発火したとき、上から被せて消火することができるエプロンです。
他に検討した素材としては、金属の溶接に使うエプロンや回りを保護する防火布がホームセンター売っていましたが、安い物で4000円弱、高い物は6000円ほどします。
そしてこれらは防水加工はされていません。
〔火消しエプロン”め組ちゃん”〕は台所で使うエプロンなので防水処理がされており、値段も952円、送料共に1500円ほどは楽天のポイントがあったので実際は無料になりました。


テントの穴を開けたいところにエプロンを貼りました。(縁の4cmほどを接着)
接着剤はセメダイン スーパーXクリア、熱・水・ショックに強いとあります。
耐熱温度はー60℃〜120℃です。


裏返し、エプロンの内側部分のテントを切り取りました。



次に煙突の穴をエプロンに開けましたが、素材がガラス繊維なのでそのままにするとほつれてきます。
そこで、アルミ耐熱シリコン粘着テープを幅1cmほどに切り、穴の回りに貼りました。
ところがエプロンへの粘着力が弱く、使用しているうちに剥がれそうです。
この部分は煙突に直接触れるので、接着剤は使いたくないのですが、先程の接着剤で張り直しました。
耐熱温度に不安がありますが、これも使ってみてからだめなら考えます。


煙突を出した部分です。


テントの内側から見たところです。

このテントとちびストーブは12月以降に使用する予定なので実際のテストはしばらく後になります。
使用結果は、その時ご報告いたします。
ガラス繊維はあまり折り曲げない方がいいのでテントの収納で巻くようにする必要があります。また煙突の穴の接着剤の不安もありますが、何回かの使用は問題ないと思います。
この状態で耐久性に問題があれば先に書いた溶接用の防火布(ガラス繊維ではないので折り畳めます)に交換することも考えています。


ご注意・お断り
私に限らず、テントやスクリーンタープの中でストーブ等、火気を使用して楽しんでいらっしゃる方が多いと思いますが、火事や一酸化炭素中毒の危険があり、当然キャンプ用品メーカーからは禁止されたことです。
トラブルが発生しても何も責任は持てませんので、このような行為は自己責任で行って下さい。

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