巣箱とシジュウカラ

ADIA

2011年06月09日 16:05

2008年5月に「巣箱とスズメ」でお見せしたスズメの子育てですが、仔スズメは無事育ったらしく、いつの間にか静かになりました。
そして翌年の春は空のまま、鉢植えのケヤキは強風で倒れることがあるので、巣箱を外し、今度は息子の部屋のベランダの手摺に取り付けました。
2010年の春はスズメが入りそうな気配でしたが、巣箱の入り口にあるクヌギの葉が出入りの邪魔になるようで、結局子育ては見られませんでした。

ベランダと道路を隔てて公園があるので、野鳥の鳴き声はもちろん、姿も普通に見られます。
ところがこのところ、シジュウカラの鳴き声がいつも以上に近くで聞こえます。
息子が朝5時ころ起こされると文句を言っているほどです。


2〜3日前、妻が巣箱周辺で2羽のシジュウカラを見たというので、注意して見ていたのですが、中に入っているのが確認できました。

現在、いつも出入りするのではなく、オスらしき1羽が近くで鳴きはじめると、メスらしき1羽が巣箱から出てきます。
かなり用心深い行動です。
鳥の羽のようなものを持って入るのは見ましたが、餌を運ぶ様子はありません。
抱卵中でしょうか。


この写真は戻ってきた一瞬です。
2枚の写真は室内からガラス越しに自動で撮っています。


巣箱の位置は、こんな環境です。


ひょっとしてスズメが入れば近くで見られるからと取り付けましたが、あまりにも生活圏から近いので諦めていたところです。
シジュウカラの子育てが見られたら最高です。


この写真は室内から見た写真ですが、水槽はアクアテラリウムで、角川のキャンプで連れ帰ったイモリが入っています。
下半分に水を入れ、上は流木を水面から出してイモリが地上に上がれるようにしてあります。
台の下には濾過槽と水槽用クーラー(息子より贅沢な環境です)をセットしてあります。
卵を産んだので、別の水槽に移したら無事孵化しました。
移した卵のほとんどが孵化して、十数匹が育っていますが、増えるのも困るし、育てないのも可哀そうで、生きたものしか食べないので悩みの種です。(笑)
現在、ミジンコを与えていますが、前足が生えています。

余談ですが、息子のベットは下が机、布団部分は上部にあります。
去年の夏は暑いからと床に寝ていましたが、水槽が入って地震が怖いので床では寝られなくなりました。
暑いので窓を開けて寝たいのですが、シジュウカラに朝5時に起こされるからと、窓とカーテンを閉めています。
と言うわけで、息子はイモリとシジュウカラの犠牲になっていますが、真夏になったらどうなるのやら。(笑)

イモリの水槽とシジュウカラの子育ては、またチャンスがあったらご紹介します。

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