ガーデントーチ(カバー)

ADIA

2013年05月14日 17:13



たぶん20年以上前に購入し、少々改造して使っていたガーデントーチですが、嵩張ること、ガスボンベが丸見えなことで使う機会がなくなっていました。

次回のキャンプは夏の予定なので、ベルテントと夏に似合いそうなガーデントーチをちょっと細工してみることにしました。
最初は真鍮の素材で何か探したのですが、手ごろなものがなく、オプティマスの燃料ボトルを使うことにしました。



ボトルの蓋の上部を切り取り、中心にボルトの太さの穴を開けます。
ボルトと、パイプの接続金具を使って上下から締め付けます。
パイプの接続金具を使ったのは、接着した時、接着面積を増やすためです。



燃料ボトルに蓋をするとこんな感じになります。



次に、アルミパイプ(スノーピーク ウィングポール)がはまるように削ります。



半分はめたところです。



完全にはめるとこうなります。



アルミパイプの内側と、蓋の内側をエポキシ樹脂の接着剤で固定します。



つぎに燃料ボトルの底に穴を開けます。



穴を開けた後、パイプ付きの蓋を閉め、蓋のボルトが見えないくらいろうそくを流し込みます。
固まったロウの上からエポキシ接着剤を流し込み、固まったあとロウを溶かし出してパイプが外れるようにします。



次に細かなサンドペーパーで塗装を削り、文字の凹凸をなくします。



ボトルをゴールドで、パイプを艶消しの黒でペイントします。
右のトーチ本体は下の写真の付属品をすべて取り払い、燃焼部分だけにしたものです。



この状態ですと、分解できないのでかさばり、この時は黒く塗っていますが、カセットボンベがむき出しなので気になります。



これが今回作ったカバーにトーチ本体を入れたところです。
熱くなる部分はボトルの外なので安全上も問題ないと思いますが、自己責任での使用です。

分解すると、短いパイプとトーチ本体はボトル内に収まります。
カセットガスは、夏のキャンプの場合、現地で食料の買い出しと一緒にします。
ポールに使うウィングポール1~2本は他のポールと一緒に入れればそれほど荷物が増えることもありません。


高さはウィングポールを継ぎ足すことで変えますが、立て方と燃焼中の写真は次回までお待ちください。
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