前回のものは防水のLED電球を使い、スイッチも含め完全防水にするのが目的でした。
そして今回は、防水もある程度達成した上、調光できることが最大の目的です。
最初、調光器を使うことを考えましたが、調光器部分の防水が困難なので、シャープのLED電球DL-L60AV(調光・調色タイプ)リモコン付を使うことにしました。
以前から気になっていたLED電球ですが、あまりにも高価なため対象外でしたが、今回はポイント交換で手に入れました。
今回の材料です。
シャープ LED電球DL-L60AV(調光・調色タイプ)リモコン付
最初の作業は、この電球は防水ではないので、危険そうな箇所の防水です。
矢印の箇所は肉眼で見て隙間がある訳ではないですが、念のためシリコーンで防水します。
ビニールテープでマスキングします。
右側は透明なシリコーンを塗った状態です。
ヒダの部分は放熱のため、出来る限り少なめに塗ります。
ここもマスキングします。
そして透明のシリコーンを塗って、上からゴムのリング(Oリングでありませんが水道関係の部品です)を嵌めています。
再びシリコーンを塗って仕上げてあります。
防水コードに電球ソケットと電球を取り付け、隙間を黒のシリコーンで塞ぎます。
今回は前回のように防水スイッチを使いません。
ON、OFFはLED電球付属のリモコンを使います。
本体はこれで完成です。
完全防水とまではいかなくても、テント内での結露の水滴程度は問題ないと思います。
昼白色から電球色、それぞれの色の状態で明るさも変えられます。
食事から、寛ぐ時間、そして常夜灯、目的に応じた光を選べるのは嬉しいです。
それにリモコンを使えば、明るい状態でインナーに入って後から消すこともできます。
ここからは、ガラスのペンダントライト風にしてみようと思います。
以前はキャンプで使っていたアクリルコップですが、大きすぎて私でも手が疲れます。
その後手に入れたアクリルコップが使いやすいので今は使わなくなったコップです。
底を切り取ってきれいに磨きます。
本体のコード側から通すと、LED電球のゴム部分で止まります。
電球のヒダの部分はむき出しになるので、放熱は問題ないです。
固定していなので、今回のアクリルコップ以外にも、穴のサイズさえ合わせれば金属のシェードを作って、交換することもできます。
これは随分前から蛍光電球で使っていますが、今はクリップを外して防水のLED電球を使っています。
電球とソケットのねじ込み部分は防水してありませんが、コードとソケット部分の繋ぎ目は防水してあります。
上からの水滴であれば問題ないと思います。
今回の物と同じようにテーブル用に使っています。
最初のリンクの完全防水のものです。
ランドロック全体の照明として使っています。
シェードがないので、テント全体が明るくなります。
雨の中でも使えますから、結露がどれだけ激しくても安心です。
(現在はスイッチとコードのコンセント部分はシリコーンで固めで防水してあります。)
ところで、100VのLED電球なので、もちろん電源のあるサイト使用になります。
ただ、将来的にはリチウム電池を使ったポータブル電源を使いたいと思います。
現在、パナソニックのCB-LS01H-Kで最安値7万円弱の値段ですが、同じような製品が他のメーカーからも発売され価格も下がると思います。
安いものではないですが、防災用にも有効です。