テンマクデザインPEPO 撥水処理

ADIA

2024年05月11日 07:58

先日のキャンプは3日間快晴でしたが、夜露でテントはたっぷり濡れました。
寝たのは車中泊、寝るまでテントの外に居たので、テントは荷物置き場専用でした。
その為、宿泊に使ったのに比べ、結露する状態ではありませんでしたが、朝には内側もかなり濡れていました。
下に垂れることはありませんでしたが、強い雨が降ると不安です。
その為、買う予定ではなかった「テンマクデザイン PEPOテントルーフタープ」を予備のつもりで購入し、PEPO本体の撥水処理をしました。

撥水に使ったのは、「ニクワックス(NIKWAX) コットンプルーフ」です。
これまで、「Sibley500」 「Kodiak Canvas」 「レンコンテント2M」の3つのテントはニクワックスで処理しています。
いずれも、内側は湿る程度には濡れますが、雨漏りや結露が下に垂れることはほとんどありません。

商品の説明には、衣類の場合は薄めた液に浸けて、濯いでから干すと書いてあります。
テントのような大きな物は薄めて直接塗り、余った液体は拭き取ると書いてあります。

塗る方法は、縫い目など処理しきれない部分があったり、テントを張って処理しないと綺麗にできませんが、このテントはペグが多く駐車場で張るのが大変です。
そこで今回は、衣類と同じように薄めた液に浸けました。
PEPOのサイドパネルはポリエステルで、すべてがTC素材ではないため、浸ける方法は少し迷いましたが、問題ありませんでした。


水量が多くなるので、ニクワックスは3本ほどを使っています。
30分ほど浸け置きした後、取り出して液を切り、水が透き通るまで水を取り替えています。


テント乾燥用に作ったネットの上に広げ、1度ファスナーをすべて開けて乾燥しています。
風が強い日だったので、綺麗に広げられませんが、1時間ほどでほぼ乾きました。

ネットは園芸用の防風ネットを6枚重ねて縫い合わせてあります。
下からも風が抜けて、よく乾きます。


乾いた後の撥水テストです。


乾燥が不十分だとカビが生えるので、天井から吊して何日か放置します。
半日に1度程度、重なった所を変えれば完全に乾きます。

吊して干すのは天気が悪い時に便利ですが、今回は翌日も天気が良かったので、もう一度太陽の下で広げてから畳みました。


今回ニクワックスはアマゾンで追加購入しましたがが、2年ほど前に買った物より固まりつつあり、かなり古いか保存環境が悪そうです。
今回使うのには、金属のネットで濾して、ダマが残らないようにしました。
実店舗で買った方が良さそうです。

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