セルフレスキュー

ADIA

2012年07月30日 09:46

随分昔のことになりますが、私自身がスキンダイビング中、釣り用のテグスに引っかかったことがあります。
その時もナイフは持っていましたし、フィンのバックルにかかったテグスは簡単に取り外すことができました。
ですが、冷静であれば簡単に外れるテグスも、パニックになると怖いです。
仮に水底ではなく、踏ん張るところがない水中でテグスが外れなかった場合、人間の泳ぐ力でテグスは切れないと思います。
以来、たとえスキューバダイビングでなくてもナイフを持って潜っていますが、息子も最近は私から離れることも多くなり、この夏は息子と妻にもナイフを準備しました。
ナイフを持つことで、パニックになることも防ぐことができると思います。


こちらは息子用です。
波刃の部分はおまけで、メインの使用部分は持ち手に付いているウェビングカッターです。
波刃はロープを切るのに適していますが、普通に遊ぶには使うことはないと思います。
ただし、海中で知らない生き物にどうしても触ってみたいときは、手で触らない方が無難なのでナイフは重宝します。

ガラスを割る突起が持ち手に付いているので、車に常備してもいい構造です。
ただし、波刃の場合、携行所持が法的にどうなのはわかりません。



こちらは妻用に購入しました。
鋭利なナイフなので使用には注意が必要ですが、シース(鞘)からは両手を使わないと外せないくらいで、不用意に抜けるような危険はなさそうです。
写真のようにカブトムシより小さいのでウエイトベルトにぶら下げても邪魔になりません。
シースは水切れがいいので錆びにくいと思います。
使うことがないと一番いいわけで、まあ、お守りです。




Gill(ギル) Personal Rescue knife





ALMAR(アルマー) キーチェーンナイフ



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