FUELボトルコック

ADIA

2012年02月22日 10:14



我が家の雪上キャンプの暖房は、電源が無い場合は「豆炭コタツとストーブと湯たんぽ」、電源サイトの場合は「遠赤外線ストーブ使用のハイタイプコタツとホットカーペット」でほぼ満足できる状態になりましが、今後道具を減らすためには電源サイトが標準になりそうです。

次に春と秋、キャンプ場とサイトを限定しないために、石油ストーブ使用が標準になりそうです。
そんな場合、少しでも荷物を減らしたいと考えたのが今回の結果ですが、OPTIMUS FUELボトル3本、その他コック等の材料、ずいぶん贅沢な灯油携行方法になってしましました。

これまで灯油の運搬は写真のようなガソリン携行缶を使い、自作したコックを使っていました。

ただ、今後は車が小さくなることもあり、新たな携行方法に変更しました。
今後メインで使うストーブのタンク容量は3.1リットル、燃焼時間は12時間です。
そこで、1リットルのFUELボトルを使うことにしました。
1リットルのボトルに分けるメリットとしては、使うだろう分だけ1リットル単位で入れれば、帰りに灯油を抜かなくて済みます。
それに、平たいガソリン缶を積むのに比べ、FUELボトルはどこかの隙間にでも収まります。
現在3本準備しましたが、必要に応じて増やせます。

そして、この機会に取り付けたまま運べるコックを作りました。



材料は左から、OPTIMUS FUELボトルのオリジナルキャップ(ネットで探しても旧タイプしか売っていないので、オークションで購入)、Oリング、コック(気体、オイル含む液体に対応)、燃料用ホース、熱帯魚空気ホース用コック(全金属製)です。


キャンプの上部を平らになるまで削り、真ん中にメインのコックのネジ部分より少し小さな穴を開けます。
穴の回りをはんだごてで溶かし、コックのネジをねじ込みます。
一度外して、Oリングを取り付けねじ込みます。
Oリングを傷つけないよう注意して、小さいコックの取付部分も穴を開け、溶かした後、差し込みます。
小さなコックもネジがありますが、回すには大きなコックが干渉するので、ねじ込むのではなく差し込んでから回りをはんだごてで溶かし接着しています。
こんな手順で出来たのかこのコックです。



左が2個のコックを閉じたところ、右が2個のコックを開けたところです。
現在水でのテストですが、コックを閉じた状態で逆さにして振っても、漏れることはありません。



先に大きなコックを開け、次に小さなコックを開けて使います。

実際の使い方は、2個のコックを閉じた状態でストーブの給油口にホースを差し込んだ後、大きなコックを先に開け、小さなコックを開けると空気が入って、灯油が出ます。

これで、こぼれることなく給油出来、漏斗など付属品も必要ありません。

ただ、積載状態によっては破損で灯油が洩れることも考えられるので、オリジナルキャップで運び、付け換えて使うのが安全かもしれません。

ご注意:テント内での火器使用は一酸化中毒や火事の危険があり非常に危険です。
ご使用になる方は充分注意をして自己責任でお願いいたします。





OPTIMUS(オプティマス) フューエルボトル


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